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コーヒー用語集【あ行(い〜う)】⑤

コーヒー用語集【あ行(い〜う)】⑤

コーヒーの専門用語を紹介していく当コラム。今回は、引き続き「あ行」のコーヒー用語に関して見ていきましょう。

インパーフェクション

欠点のあるコーヒーの生豆をインパーフェクションと言います。貝殻豆・発酵豆・未成熟豆・死豆・黒豆・割れ豆などのことを指します。この不完全(Imperfection)な豆は、サンプル時のグレード分けに大きく影響を及ぼします。

コーヒーの欠点豆についてはコチラ

インテンシティ

英語で「強さ」を表すインテンシティ(Intensity)は、コーヒーの世界では“ボディーの強さ”や“苦味”を表すために使用されているようです。焙煎によって決定される要素で、カフェイン含有量は関係していません。

コーヒーのボディについてはコチラ

苦味の強いコーヒー豆についてはコチラ

イブリック

 イブリック_トルココーヒー

トルコ・コーヒーを淹れる際に使われる、長い柄のついた鍋のことをイブリック(Ebric)と言います。ジャズヴェと呼ばれることもあるそうです。銅でできたイブリックは、伝統的なトルコ・コーヒーを作る際に必ず使われるほど欠かせない道具だと言われています。

イブリックについての詳細はコチラ

イマチュアビーンズ

コーヒー豆_イマチュアビーンズ_小さい

イマチュアビーンズ(Immature Beans)とは、未成熟なコーヒー豆のことを意味します。小ぶりで銀皮がついたままのイマチュアビーンズでコーヒーを作ってしまうと、強い渋みのある草のような香りの、美味しくないコーヒーになってしまうそうです。

煎りムラ

コーヒー豆の内部と外部(表面)の焙煎具合が異なってできる色のムラを「煎りムラ」と言います。これは、焙煎の技術かもしくは「カビが生えている・発酵してしまっている」といった生豆自体の原因2つが考えられます。

煎りムラを起こさない焙煎方法についてはコチラ

煎り止め

コーヒー豆の焙煎をストップするタイミングのことを「煎り止め」と言います。焙煎の温度とコーヒー豆の色で判断されることが多いそうです。数秒違うだけで大きく焙煎具合が変化してしまうので、この煎り止めポイントは非常に重要だと言われています。

イタリアンロースト

イタリアンロースト_カフェオレ

8段階で表す焙煎具合のうち、最も強い焙煎を「イタリアンロースト」と言います。エスプレッソなどに使われる焙煎で、酸味は全く無く強い苦味が特徴。

表面に油が浮き出ている真っ黒な豆は大部分が炭になっています。豆の25%以上が燃え殻になっており、苦味を極めたスモーキーなテイストのコーヒーが味わえます。

イタリアンローストについてはコチラ

ウィンナーコーヒー

ウィンナーコーヒー完成

オーストリア、ウィーン発祥のコーヒー。日本では濃く抽出したコーヒーに、ホイップクリームを浮かべたものがウィンナーコーヒーとして広まっていますが、これは本来“アインシュペンナー”というウィーンでの飲み方の1つ。

ウィンナーコーヒーという名称で呼んでいるのは日本くらいで、本来ウィーンで最も有名なコーヒーは、ミルク入りコーヒーの“メランジュ”というものです。

ウィンナーコーヒーの詳細についてはコチラ

ウィンナーコーヒーのレシピもご紹介!

ウェットミル

コーヒー精製課程の1つ。コーヒーチェリーの果肉を取り外していき、外皮がついた状態の豆にする工程のことを「ウェットミル」と言います。その後、乾燥させ外皮を外し選別、生豆の状態にする工程をドライミルと言うそうです。

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