サードウェーブコーヒーの流れを牽引していると言われている「ブルーボトルコーヒー」は、2015年に日本に初進出しました。1店舗目の清澄白河店は国内で注目を集め、オープン初日は3時間待ちの大行列ができました。
そんなブルーボトルコーヒーは、現在日本に24店舗を持っています。
今回は、ブルーボトルコーヒーのコーヒー豆を、自宅で楽しむことができるサブスクサービス「バリスタセレクション」を徹底解説します。コーヒーの味わいのレビューから概要まで解説するので、サブスクを検討中の方は必見です。
ブルーボトルコーヒーとは
ブルーボトルコーヒーは、高品質なコーヒー豆を適切な焙煎度で仕上げ、新鮮なうちにコーヒーを消費者へ届けることを、モットーとしているコーヒー専門店です。
アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランドに本社を持ち、アメリカだけでなく日本、韓国に店舗を持っています。
ブルーボトルコーヒーの創業者ジェームス・フリーマンは、鮮度が低く焙煎が深すぎるコーヒーに違和感を抱き、焙煎業をスタートしました。彼は以下のように誓約を立て、始まったのがブルーボトルコーヒーなのです。
「焙煎したてのフレッシュなコーヒー豆だけをお客様に販売し、フレーバーが最も美味しいピーク期間に飲んでいただきたい。豆も最高品質で、最も美味しく責任をもって調達したものだけを提供する。」
このような信念を持って始まったブルーボトルコーヒーは、今では若い人を中心に大人気のコーヒー専門店です。
ブルーボトルのコーヒーの特徴
サードウェーブの流行を牽引し、コーヒー豆の調達から焙煎まで徹底的にこだわり、洗練されたデザインの店内で提供しているブルーボトルコーヒー。
ブルーボトルコーヒーは、新鮮なコーヒー豆を適切な焙煎の深さで焙煎することで、素材の美味しさを生かしたコーヒーを消費者に届けています。
ブルーボトルコーヒーの特徴を3つにまとめると、以下のとおりです。
- コーヒー豆の種類に応じた焙煎レシピで、自社のロースタリーで焙煎している
- カフェ店舗ではバリスタが、1杯ずつ出来立てを用意してくれる
- 市販のコーヒーよりも、比較的軽めの焙煎のものが多い
ブルーボトルコーヒーは、品質の高いコーヒ豆を適切な焙煎の深さで、新鮮なうちに提供することに徹底的に取り組んでいるのです。
コーヒー豆の品質の高さだけでなく、バリスタの接客にも定評があります。
コーヒー中級者の方にはおすすめのコーヒー豆の種類だけでなく、コーヒー豆に合った抽出方法を教えてくれたり、最近のコーヒー業界の流行を聞かせてもらえたりします。
もちろん、コーヒー初心者の方には簡単なところから、好みを探りながらおすすめのコーヒーを教えてくれますよ。
ブルーボトルコーヒーは、新鮮で品質の高いコーヒー豆と、親身な接客サービスが特徴のコーヒーショップです。
ブルーボトルの定期便の価格や届く頻度は?概要を解説
最近、コーヒーのサブスクが増えていて、本当に品質が良いものはどれなのか迷ってしまいますよね。
ここではブルーボトルコーヒーの定期便の概要を解説します。コーヒーの定期便を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブルーボトルコーヒーの定期便は、ひと月あたりおよそ3,000円で始めることができます。1杯あたり10gのコーヒー豆を使用すると、1杯およそ77円でコーヒーを飲むことができます。
概要の詳細は以下のとおりです。
- 配送頻度は1ヶ月に1回
- 200gのコーヒーが2種類届く
- 好みに合わせて4種類のセレクションから定期便を選べる
また、定期便の種類は4種類から選ぶことができます。4つの違いは届くコーヒー豆の種類です。4種類の違いは次で詳しく解説します。
ブルーボトルの定期便の種類は4つ!違いを解説
ブルーボトルの定期便は4種類あります。届く頻度や内容量の違いはありませんが、コーヒー豆の種類が異なります。
4つの種類をまとめると、以下のとおりです。
- バリスタセレクション
- ボールドセレクション
- ブライトセレクション
- バランスドセレクション
バリスタのおすすめのものや、明るい酸味、軽やかな味わい、バランスの取れた味わいのものまで、好みに合わせて4つのセレクションから選ぶことができます。
どちらの種類もシングルオリジンとブレンドコーヒーが、1つずつセットになっています。シングルオリジンは季節のおすすめ、ブレンドコーヒーはそれぞれのセレクションによって異なる種類を詰め合わせてあります。
ブルーボトルのサブスクは2種類のコーヒーが届く!味わいレビューも
さて、ここではブルーボトルのサブスクを実際に注文し、届いたコーヒーの感想をシェアします!
今回注文したのは「バリスタセレクション」です。バリスタセレクションは、ブルーボトルコーヒーが季節ごとに買い付けしたコーヒーの中から、バリスタが厳選した2種類が届きます。
バリスタセレクションで届いたのは、以下の2種類です。
- ベラ・ドノヴァン
- コスタリカ・チリポ・リベンス ブラックハニー
次で種類ごとにレビューします。
ベラ・ドノヴァン
こちらのコーヒーは非常に飲みやすく、バランスの良さに感動しました。
ベラ・ドノヴァンは、ブルーボトルコーヒーで人気のブレンドコーヒーです。エチオピアとグアテマラのコーヒーを中心とした、ブレンド内容となっています。
エチオピアのフルーティーな果実のような香りと、グアテマラのチョコレートのような舌触りで、とてもバランスの良い印象です。
ブルーボトルコーヒーやサードウェーブコーヒーといえば、浅煎りで軽めのコクと、明るい酸味のコーヒーが多いイメージでした。
しかし、こちらのコーヒーは中煎りの程よいコクと、比較的控えめの酸味でとても飲みやすいコーヒーでした。
味わいを5つ星で評価すると、以下の通りです。
味わい評価
苦み ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★☆☆
酸味 ★★☆☆☆
深煎りのコーヒーが好きな方や、酸味が強いコーヒーが苦手な方でも、楽しめるブレンドコーヒーに仕上げられています。
コスタリカ・チリポ・リベンス ブラックハニー
こちらのコーヒーのは、熟れた果実やジャムのような、芳醇な味わいが印象的でした。
「ブラックハニー」とは精製方法のことを表します。ブラックハニーは、コーヒーの生豆と果実の間にある粘液質を洗い流さずに、そのまま乾燥させることで、花や果実の独特の風味や複雑な香りが生み出されます。
このような精製方法によって生まれる風味は、まるでベリーのジャムのような香りで、特徴的な味わいのコーヒーを楽しむことができました。
こちらのコーヒーの味わいを5つ星で評価すると、以下の通りです。
味わい評価
苦み ★★☆☆☆
コク ★★★☆☆
甘み ★★★★☆
酸味 ★★★☆☆
軽めの焙煎度合いで、シングルオリジンコーヒーの素材そのものの、風味が際立ったコーヒー豆です。
ブルーボトルのサブスクがおすすめな人はどんな人?
サードウェーブコーヒーの火付け役として有名な、ブルーボトルコーヒーのサブスクは、高品質で新鮮なコーヒーが自宅に届く便利なサービスです。
1ヶ月に1回、400g分のコーヒー豆が届くため、コーヒーをあまり飲まずに消費しきれない可能性がある方にはお勧めできません。
一方、コーヒー好きで品質の高いコーヒーを1日に2杯以上飲みたい方や、家族と一緒に飲みたい方にはブルーボトルコーヒーの定期便がおすすめです。
自宅にいてもカフェにいるような高品質のコーヒーを楽しむことができる、ブルーボトルのサブスクは、よくコーヒーを飲むコーヒー好きの方におすすめです!
ブルーボトルのサブスクで生活をさらに豊かにしよう!
ブルーボトルコーヒーのサブスクは、焙煎したてのコーヒー豆が届きます。
香りも味も高品質なブルーボトルコーヒーのコーヒーを、自宅でいつでも楽しめるサブスクで生活をさらに豊かにしてみませんか?