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コーヒー用語集【は行(ふ)】⑥

コーヒー用語集【は行(ふ)】⑥

コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。今回は、引き続き「は行」のコーヒー用語を紹介します。

フィンカ

スペイン語で“農園”を意味する言葉の「フィンカ」。規模などに限らず、特定の農場・農園はフィンカと言います。国際品質コンテスト2012で受賞した「フィンカ・サンタマリア」など、コーヒーの銘柄に使用されることもあります。

フェアトレード

Café Timor_フェアトレード

“公平な取り引き”を意味する「フェアトレード」は、生産者の生活を支えるための貿易の仕組みです。発展途上国で作られたコーヒーを適正な価格で取引することで、生産者と買い手がお互いに長期的な取引を続けていくことができます。

また、フェアトレードで取引されたコーヒーを消費者が購入していくことで、より生産者にとっての“支援”に繋がっていきます。

ダイレクトトレードとフェアトレードについてはコチラ

風味

コーヒーを口に含んだ時に感じる香り・味などを総称し「風味」と言います。口に入れる前に感じるコーヒーの香りを「アロマ」、口に含んだあとの香りを「フレーバー」と分けて表現します。

ちなみに、焙煎後に豆を挽いた状態のときに感じる香りを「フレグランス」と言います。

フォームドミルク

ヘーゼルナッツオレ_完成

フォームドミルクはスチームを使って泡立てたミルクのことです。ちなみに、カプチーノなどの上層部にのっている作りたてでフワフワなフォームドミルクは“保温”の役割も果たしています。

フォワードセール

フォワードセールは、事前に契約した内容でコーヒー豆の売買を行なう取引方法のことを言います。売り手と買い手が直接やり取りを行い、量や価格・発送方法にいたるまで契約内に盛り込まれています。

深煎り

コーヒー豆_焙煎_深煎り_ロースト

コーヒーの焙煎において強めに煎られたものを「深煎り」と呼びます。8段階で表されることの多い焙煎度合の中で、特に強く煎られたのもの(フレンチロースト〜イタリアンロースト)を深煎りと言います。

深煎り豆は焙煎が進んだ状態なので、豆の表層部に油が浮いているのが特徴。非常に苦味が強く、スモーキーな風味を味わえます。

深煎り豆の楽しみ方①はコチラ

深煎り豆の楽しみ方②はコチラ

覆土(ふくど)

「覆土」は、コーヒーノキの苗木を育てる時に欠かせない作業の1つ。コーヒーノキの根周辺に、枯草などを敷き詰めて地面の乾燥を防ぐ作業です。水分を保持するだけではなく、雑草の繁殖を抑える効果や養分を土壌に供給する効果もあります。

フューチャーズ

コーヒーの先物取引のことを「フューチャーズ」とも呼びます。ニューヨークの取引所は世界のコーヒー取引をリードする存在でもあり、ニューヨークでのコーヒー取引価格が世界のコーヒー価格の基準となっているとも言われています。

プライムウォッシュド

標高によってコーヒー豆を分類する際の用語。標高によってランクが分けられており、国によって際はありますが、標高700m〜1,000mあたりを指すケースが多いです。「PW」と略称して使用する場合もあります。

ブラキッシュ

コーヒーの味を表現する言葉です。塩気があり、苦いコーヒーに対して「ブラキッシュ」と使うそうですが、非常にネガティブなニュアンスの強い表現です。

ブラジル

Brazil Coffee_ブラジル

世界でナンバーワンのコーヒー生産量を誇る国、ブラジル。“テーラ・ロシャ”という赤土に覆われているブラジルの土壌は、コーヒー栽培をする上で非常に恵まれている環境です。ブラジルのコーヒー生産量によって、世界中のコーヒー相場に影響を与えると言われるくらい重要な原産国とされています。

ブラジルコーヒーの特徴についてはコチラ

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coffeemecca編集部

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