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ブラジルコーヒーの特徴

ブラジルコーヒーの特徴

コーヒーの生産地と聞いて、ブラジルが一番に思い浮かぶ方も多いことでしょう。それもそのはず、ブラジルは世界最大のコーヒー産地。生産量も輸出量も世界第1位を誇ります。自国でのコーヒーの消費量も増え、いまやアメリカに次いで世界第2位となっています。

今回はブラジルコーヒーについて見ていきたいと思います。

ブラジルコーヒー産地の特徴

ブラジル連邦共和国は人口およそ1億94,00万人。国土面積は8,510,000平方キロメートルと日本の約23倍です。南米大陸の東部に位置しており、国内中部から南部に広がる高原地帯は国土の約60%以上を占めています。

気候は大まかに分けると北部は熱帯、中部は亜熱帯、南部は温帯となります。

ブラジルコーヒー栽培の歴史

自生するコーヒー種はなく、エチオピア原産のコーヒーがヨーロッパなどを経由して移入し、1727年にパラー州でコーヒーの生産が始まりました。

1960年代初めには国内のコーヒーの60%が南部のパナラ州で生産されるようになりましたが、霜の大きな被害が相次ぎ、1970年代後半からミナス・ジェライス州のセラード地域に生産地が移りました。

セラード地域には灌漑設備や機械化が進んだ大規模農園が多く、現在でもブラジルの代表的なコーヒー産地です。

ブラジルコーヒー栽培状況

Brazil Coffee

コーヒー農園の面積はおよそ27,000平方キロメートルにのぼり、約60億本のコーヒーの木が栽培されています。平坦な地で機械化が進む大規模な農園から、山岳地帯にあり人の手で収穫する小さな農園まで、様々な農園が存在します。

生産量は年間およそ296万トンで、ミナス・ジェライス州が国内のコーヒー生産量の約半分を占めています。

ブラジルのコーヒーの収穫は5月頃~8月まで。割と平坦な農園では機械収穫が普及していますが、最終的には人の手で行われます。手収穫には、ストリッピングと言われ、枝から実を葉ごと一気に落とす方法が用いられています。

ブラジルコーヒー豆の特徴

ブラジルで生産されるコーヒー豆の約70%がアラビカ種で、残りがロブスタ種になります。アラビカ種ではブルボン種やムンドノーボ種など複数種を栽培しています。

等級は300gのコーヒー豆の中で欠点豆の少なさなどからNo.2~8に格付けされおり、No.2が最高ランクです。産地の標高が比較的低めなので、全体的に酸味が少ないのが特徴です。

ブラジル産のコーヒーは「ブラジル」と呼ばれていますが、その中でも、国内の多くのコーヒー豆が集まるサントス港から輸出されたものを「サントス(ブラジルサントス)」と呼びます。酸味・苦味・コクはやわらかく、バランスが良い(クセがない)のと、生産量が多く安価に手に入ることから、ブレンドによく用いられます。

近年、ブラジルではコーヒー豆の品質向上・スペシャルティコーヒー志向が高まっています。日本のコーヒー豆の輸入先第1位はブラジルなので、今後のブラジルコーヒーの歩みが楽しみですね。

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coffeemecca編集部

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