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コーヒー豆アラビカ種の特徴と産地

コーヒー豆アラビカ種の特徴と産地

アラビカ種は、ロブスタ種やリベリカ種とともに、コーヒー3原種のひとつに数えられてます。正式名称は「コフィア・アラビカ」といい、コーヒー豆の生産の70%を占めています。

アラビカ種の産地

アラビカ種の原産は、アフリカのエチオピアです。主にブラジル、コロンビア、エチオピア、メキシコ、グアテマラ、タンザニアなどのコーヒー主要産地をはじめ、中米やアジアでも栽培されています。

アラビカ種の特徴

アラビカ種の栽培は、標高1,000~2,000mの高地で行われています。これはアラビカ種が高温多湿に弱く、また霜や乾燥にも弱い品種だからです。高地で栽培されているため、収穫時には大変な労力が必要です。

また、発芽から収穫できるまでに5~6年かかり、だいたい30年ほどで経済的な収穫はできなくなると言われています。デリケートで扱いにくい品種とされているのです。

豊かな風味と酸味を持っている

アラビカ種のコーヒー豆は、他の品種にはない豊かな風味と酸味を持っています。そして焙煎によって、香りや苦み、甘みが引き出されていきます。

その中でもより豊かな香り、苦み、甘みを持つものはスペシャリティコーヒーとして評価が高くなっています。また、カフェインの含有量はロブスタ種のおよそ半分程度になります。

アラビカ種の豆の品種

アラビカ種にはたくさんの生産品種(亜種)があります。突然変異や、自然交配の種もありますが、近年では耐病性や生産性の向上を目指した品種改良が進んでいます。代表的な種には次のようなものがあります。

ティピカ種

アラビカ種の原種と言われる古い品種です。病害虫に弱く生産性が低いですが、良い条件で栽培されたものは豊かな甘みがあります。現在では改良され多くの交配種が生み出されています。

ブルボン種

ティピカ種と並ぶ、アラビカ種の二大品種の一つです。ブルボン島(現レユニオン島)に、イエメンから移植されたものが起源とされています。ブラジルのコーヒーの原型となったものです。

カトゥーラ種

ブラジルで発見されたブルボン種の突然変異です。病害虫に強く、低温にも耐えられます。グアテマラなど中米各国で主要の品種です。

バッカマラ種

マラゴジベ種(ティピカ種の突然変異)とパカス種(ブルボン種の突然変異)を掛け合わせたものです。粒が大きく、独特の香りがあります。

アマレロ種

コーヒー豆は通常成熟すると赤くなりますが、この種は完熟すると黄色くなります。ブルボン種の突然変異種で、ポルトガル語の黄色という意味のアマレロと呼ばれています。

ムンドノーボ種

ブラジルを代表する生産性の高い品種です。ブルボン種とスマトラ種の交配種です。病害虫に強く収穫量も多いが特徴です。

ゲイシャ種

パナマで栽培が盛んな品種です。エチオピア原産の野生種がもとになっています。生産性が低く、希少価値が高い品種です。他の豆にはない、フルーツのような柑橘系の香りで近年世界的な話題になりました。

コーヒー豆アラビカ種の特徴と産地まとめ

現在、日本の多くのコーヒー豆専門店や焙煎店で扱われているのは、ほとんどがアラビカ種のコーヒー豆です。突然変異や交配を繰り返しながら、エチオピアから世界のコーヒー豆産地に広まっていきました。奥深い味わいが、世界の大半で栽培され愛飲され続ける理由なのではないでしょうか。

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