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コーヒーと甘納豆の相性【フードペアリング】

コーヒーと甘納豆の相性【フードペアリング】

甘納豆といえば、日本の伝統的なおやつですよね。お茶と楽しまれる方も多いのではないでしょうか。今回はコーヒーと甘納豆の相性について見ていきましょう。

甘納豆について

フードペアリング 甘納豆

甘納豆とは、あずきやささげ(大角豆)、いんげん豆などを砂糖漬けにした和菓子の一種で、豆により味わいが異なります。作り方はとてもシンプルで、砂糖と一緒に甘く煮詰めた豆に砂糖をまぶして乾燥させます。

甘納豆の歴史

甘納豆は江戸時代後期に、静岡名物の浜名納豆からインスピレーションを得て作られたと言われています。甘納豆には食物繊維が多く、栄養価が高いため保存食としてもおすすめです。

甘納豆におすすめのコーヒー

フードペアリング コーヒーと甘納豆

甘納豆におすすめのコーヒーは、香ばしい苦みが感じられる深煎りコーヒーです。甘納豆はとても甘いお菓子ですので、苦みがある深煎りコーヒーと合わせるのがおすすめです。

実際にあわせてみました

今回は、グアテマラがメインの深煎りコーヒーと、大納言を使った甘納豆を合わせてみました。のどにどっしりと香ばしい苦みがくる深煎りコーヒーですが、甘納豆と合わせることで、コーヒーがまろやかに感じられます。甘納豆は感覚的には砂糖ぐらいの甘さなので、コーヒーにはお砂糖がマスト!という方にはおすすめのペアリングです。

コーヒーと甘納豆の相性 まとめ

コーヒーと甘納豆の相性は、香ばしい苦みが感じられる深煎りコーヒーとあわせることで、コーヒーの苦味がやわらぎ、まろやかな味わいのフードペアリングが楽しめます。甘納豆は砂糖並みに甘いですが、砂糖とのおおきな違いはクセのない上品な甘さです。今回は大納言とあわせましたが、鶯豆やささげなど違った甘納豆とのペアリングもおすすめです。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。