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美味しいコーヒーの基礎学【カフェラテ編】

美味しいコーヒーの基礎学【カフェラテ編】

カフェラテの基本について、今回はお話ししていきます。ブラックでほろ苦さを楽しむコーヒーもいいですが、ミルクを入れて楽しむエスプレッソもたまには楽しんでみませんか。

カフェラテについて

カフェラテ(Caff’e llatte)とは、イタリア語でコーヒーと牛乳を合わせたものを言います。エスプレッソにスチームミルクを合わせたものを日本では「カフェラテ」と呼んでいますが、エスプレッソ自体がイタリア発祥のものなので、イタリアの呼び名を使っているようです。

なんちゃってエスプレッソでカフェラテを

なんちゃってエスプレッソの作り方①【砂糖を使ってクレマを作る淹れ方】

なんちゃってエスプレッソの作り方②【湯温調整で淹れる方法】

美味しいカフェラテの比率

美味しいカフェラテを淹れるには、エスプレッソと牛乳を2対8の比率でアレンジすることです。これはイタリアンカフェラテの一般的な比率なので、使用するコーヒーの種類や牛乳によって変わります。自分で作る時は、まずは2対8で試してからお好みで調整してくださいね。

スチームミルクを合わせる理由

ミルク まろやか

エスプレッソマシンには、スチームパイプという蒸気を出すパーツがついています。ここに冷たい牛乳を充てることで、瞬時に牛乳を温め泡立てることができます。そのためエスプレッソマシンで抽出するコーヒーには、スチームパイプで加工した牛乳を使ってアレンジコーヒーを作ることが多くなっています。

普通の牛乳で作ってもカフェラテに?

カフェラテは、カフェ(コーヒー)とラテ(牛乳)を合わせたものの総称ですので、必ずしもスチームミルクを使わなければいけないということはありません。カフェラテの基本は、エスプレッソとミルクを2:8のの比率で合わせるだけです。

カフェラテアレンジのコツ

カフェラテを上手にアレンジするコツは、コーヒーと牛乳のバランスを崩さないこと。基本の2:8の比率が崩れないように、ソースやシロップを加えるようにすれば、美味しいカフェラテが楽しめますよ。

ワンランク上のコーヒーで楽しもう

朝 朝食代わり

より美味しいカフェラテを楽しむなら、コーヒー豆にこだわってみましょう。個性の際立つフレーバーが楽しめるスペシャルティコーヒーで作るエスプレッソは、ナッツやフルーツなど様々な香りが楽しめます。街のカフェでは味わえない特別なカフェラテになること間違いなしです。

おすすめの簡単アレンジ

カフェラテのおすすめ簡単アレンジは、フルーツジャムを加えたフルーティーアレンジです。ジャムは、家にあるもので大丈夫です。シロップよりも安価なので、いろいろな種類を試したい方にもおすすめですよ。

ポイントは、エスプレッソが温かいうちにジャムを加えて溶かすことです。ここでよく味をなじませておけば、氷入りグラスに注いでアイスラテにしても美味しいフルーツフレーバーが楽しめます。

美味しいコーヒーの基礎学【カフェラテ編】まとめ

美味しいコーヒーの極意、カフェラテアレンジのコツはエスプレッソと牛乳の割合を崩さないことです。エスプレッソ2に対して牛乳8の割合を保てば、どのような種類のコーヒー豆や牛乳を使っても美味しいカフェラテを楽しむことができます。

シロップやジャムなどでアレンジをする時にも、バランスのよい美味しいカフェラテを作ることができますよ。エスプレッソと牛乳の比率は「2:8」だと、是非覚えていてくださいね。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。