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リラックスしたいときにおすすめのコーヒー

リラックスしたいときにおすすめのコーヒー

リラックスしようと思ったら何をして過ごしますか?映画や読書、音楽鑑賞など人によって様々です。そんなリラックスタイムのお供には、コーヒーが欠かせませんよね。落ち着きたい時におすすめのコーヒー、見ていきましょう。

コーヒーが持つリラックス効果

リラックスしたい時に、コーヒーを飲むことは理にかなったことだと言われています。コーヒーの香りには集中力向上効果やリラックス効果があるとされ、多くの研究結果でも立証されています。

焙煎によって生まれる香り

焙煎前の生豆の状態の香りは青くて土臭い、いわゆるアーシィな香りであり、焙煎をしていない状態ではα波は確認されていないとされています。これは、焙煎することによってアミノ酸や糖類が熱に反応し、私たちのよく知る“リラックス効果を持つコーヒーの香り”になるとのこと。

コーヒーの香りにはα波が多い

落ち着く

上記で挙げた「α波」とは、人間がリラックスしている状態で現れる脳波のことを言います。とある研究結果では、水、レモン油、コーヒーの香りをかぎ比べさせたところ、コーヒーの香りをかいだ時に多くのα波が現れたそうです。

浅煎りより深煎りを選ぼう

また、酸味や苦味と同様、焙煎度合によっても香りは変化していきます。コーヒーの香りを表す成分はひとつとは限らず、800種類以上の香り成分が反応し合い、その組み合わせによってα波への影響が変化していくと言われています。

それらの組み合わせによる“焙煎度合”を調査した別の研究結果によると、酸味の強い浅煎りよりも、苦味主体の深煎りされたコーヒーの方がリラックス効果が高いのだそうです。

コーヒーの香りを楽しむにはホットがおすすめ?

ブランデー アルコール 温かい

淹れ比べてみれば歴然と分かるように、アイスコーヒーよりもホットコーヒーの方が豊かな香りが発生します。コーヒーの香りを楽しみ、かつα波によるリラックス効果を狙う場合、淹れたてのコーヒーから香るアロマと呼ばれる香りは逃してはいけません!

温め直しは香りも風味も劣化する

アロマは、淹れた瞬間から漂っていく湯気とともに香りとして広がっていくため、5分程度で消えてしまいます。そのため、香りを得たいからといって「温めなおす」というのは実はあまり効果がありません。一度淹れてしまったコーヒーは冷めていくと同時に酸化が進んでしまい、多くの香り成分が消えてなくなってしまいます。

また同様に、酸化が進むということは、風味の劣化も表しています。嫌な雑味が口に残ったり、フルーティではない酸っぱくて美味しくないコーヒーになってしまう、ということになります。

カスタムコーヒーでリラックス

一方で、リラックスタイムを過ごす際のお供として、甘めのカスタムコーヒーを飲むというのもおすすめ。疲れた時、イライラした時は甘いものが効果的です。

ミントコーヒーでリフレッシュ!

アイスミントコーヒーの作り方【フレーバーコーヒーのレシピ】

ミントには、精神を落ち着かせイライラを解消してくれる効果があると言われています。また、消化を助ける効果があるともされていますのでリフレッシュにも最適。特に暑い夏などは清涼感を得られるのでおすすめです。

極上スイーツのティラミスコーヒー!

ティラミスコーヒーの作り方【フレーバーコーヒーのレシピ】

デザート感覚のコーヒーでリラックスタイムをすごしたい方には、ティラミスコーヒーがおすすめ!ティラミスにはもともとココアパウダーがかかっていますので、コーヒーのカスタマイズとしても有効活用できます。クリームチーズのコクとコーヒーの苦味は相性抜群です!

深い夜酒にはカシスミルクコーヒー!

カシスミルクコーヒーの作り方【フレーバーコーヒーのレシピ】

ヨーロッパには、コーヒーにお酒を入れて楽しむことが文化として定着している国があります。好みのリキュールをいれて飲むコーヒーは、深い夜のリラックスタイムにぴったり。多くの方に人気があるカシスは、程よい酸味がコーヒーとマッチした飲みやすいフレーバーコーヒーです。

リラックスしたいときにおすすめのコーヒー まとめ

コーヒーの効果について解明されていない部分も多い反面、多くの研究結果からコーヒーの香りにリラックス効果があるとして立証されています。なかでも、よりリラックスにおすすめなのは“深煎り+ホット”のコーヒーです。

疲れた時、ひと呼吸おきたい時は、苦味とコクの強いボディを感じる深煎りコーヒーを飲むようにしましょう。糖分を摂る、という意味も含め、ここで紹介したようなアレンジをするのももちろんおすすめですよ。

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coffeemecca編集部

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