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Allpress Espresso

Allpress Espresso

ニュージーランドから来たエスプレッソのスペシャリスト

コーヒータウン、日本のポートランドなど、コーヒーに因んだ形容詞が冠されている清澄白河。平日の下町の長閑な風景は土日になると一変し、若いお洒落な人達で賑わいを見せています。

特にここ1年は、ブルーボトルコーヒーのオープンの影響が強く出ている印象ですが、元々は隅田川、清澄庭園といった自然豊かな土壌はコーヒーとの相性も良いのか、ARISE COFFEE ROASTERSや、The Cream of the Crop Coffeeなど、ロースター兼コーヒーショップはブルーボトルコーヒー以前に既に存在していました。

2014年にオープンしたAllpress Espressoもその一つ、ニュージーランドを拠点とする30年以上の歴史があるロースターであり、エスプレッソのスペシャリストです。

Allpress Espresso_logo

場所は清澄白河駅から徒歩で10分ほど。日本的なコンクリート然とした住宅地やオフィスが並ぶ町並みに、突如として現れる大きな木造の店舗は歴史ある木材倉庫を改修したものとのことです。

Allpress Espresso_shop

3mは優に超えるだろう天井は開放感があり、注文カウンターの奥に鎮座している焙煎機を見ると、さながら工場見学に来たような気分になります。

こちらで焙煎されたコーヒー豆は店舗で購入可能です。シングルオリジンは勿論、地名に因んだKiba Blendや、デカフェなど、種類も豊富です。

Allpress Espresso_roaster

界隈のコーヒーショップの中では席数は比較的多めで、焙煎機の近く含めテーブルは8席ほど。入り口にもテラス席が2つあり、晴れた日は通りに面したテラス席で優雅に過ごすのもお薦めです。

Allpress Espresso_interior1

Allpress Espresso_interior2

テラス席は太陽がさんさんと降り注ぎます。午前中は気持ちがよいですが、午後は少し暑いかもしれません。

Allpress Espresso_terrace1

ARISE COFFEE ROASTERSThe Cream of the Crop Coffeeはハンドドリップのコーヒーに力を入れていますが、こちらは店名の通りエスプレッソ系のメニューを軸としています。

清澄白河には非常に多くのコーヒーショップがありますが、この辺りは各店で差別化がなされています。

Allpress Espresso_menu

Allpress Espresso_espresso machine

オーストラリアやニュージーランドではお馴染みのフラットホワイト。一般的なカフェラテより豆本来の酸味、甘み、苦みが感じられる飲み応えのある一杯で、スコーンやグラノーラなどと合わせて食べると良いかもしれません。

Allpress Espresso_flat white

Allpress Espresso_sweets

カフェモカはチョコレートの甘みがより強く、フラットホワイトに比べると優しい味わいです。こちらは単独で飲んでも良いですし、ベーグルやトーストとの相性も良いです。

Allpress Espresso_cafe mocha

フードはがっつり、というよりはトーストを主体とした軽食系が中心です。朝食やブランチとしての利用が適しています。(写真はトラメッツィーニ)

Allpress Espresso_food

お客さんの層としては、観光客と地元の方、隅田川沿いを走るランナーなど多様性に富んでいますが、若干他の店舗に比べて地元の方が多い印象です。年齢層も比較的高齢の方も多い様子です。

駅から若干距離があるので、混んでも行列が出来るほどではありません。鮮度の高いコーヒーを片手に、テラス席から通りを眺めているだけでも気分が落ち着きます。

Allpress Espresso_terrace2

Allpress Espresso 店舗情報

住所:東京都江東区平野3-7-2

移動時間:清澄白河駅から徒歩10分

営業時間:月~金 8:00~17:00 土・日 9:00~18:00

定休日::無休

wifi:なし

電源:不明

喫煙:不可

HP:http://jp.allpressespresso.com/ja/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。