浅煎り豆は、近年ブームをみせている“サードウェーブコーヒー”においても多く採用されている豆ですが、どのような特徴を持っているのでしょうか。あわせて浅煎りのコーヒーがどんな時におすすめか考えていきましょう。
浅煎り豆の特徴
まずは、浅煎り豆がどのような特徴を持っているのかについて見てみましょう。
- 酸味が強く香り高い
浅煎りの豆は、苦味よりも“酸味”が強いという特徴があります。フルーティーな香りも相まって、爽やかな印象が強いです。 - 豆の特徴をダイレクトに感じる
焙煎の短い浅煎りの豆は、「豆の特徴」をダイレクトに感じることができます。 - カフェイン含有量が多い
コーヒー豆に含まれるカフェインは、焙煎が深くなるほど昇華していく傾向があります。そのため、浅煎りの豆は比較的カフェイン含有量が多いという特徴を持っています。
浅煎り豆はこんなときに飲みたい!
それでは、浅煎り豆の特徴を基におすすめのシチェーションについて見てみましょう!
眠気覚ましの1杯に
カフェインが多く含まれている浅煎りコーヒーは、眠気を覚ましたい時にはピッタリの1杯。どうしても眠くて仕方ない時、徹夜で頑張らなくてはならない時などには爽やかな浅煎りコーヒーでスッキリできます。
良質の豆を飲むとき
良質のコーヒー豆は、豆の特徴を活かした飲み方をしたいもの。あまりに深く焙煎しすぎてしまうと、せっかく質のいい豆なのに本来の味がわからなくなってしまいます。
現在流行のサードウェーブコーヒーが浅煎り中心のラインナップになっているのも、“良質の豆そのものの味”を楽しむという意向あってのことなのです。
1日に何杯も飲みたい時
焙煎の強い苦めのコーヒーは、一度にたくさんの量を飲むには不向きです。1日に何杯ものコーヒーを飲むのであれば、さっぱりとした飲み口と、フルーティーな酸味の浅煎りコーヒーを選ぶべきでしょう。
ダイエット目的でコーヒーを飲む時
コーヒーに含まれるカフェインやクロロゲン酸は、ダイエットにも効果があると言われています。先述したとおり、浅煎りコーヒーにはカフェインが多く含まれているので、ダイエット効果を期待するにはぴったりです。もちろん、砂糖やミルクを入れずにブラックで飲んでくださいね!
浅煎りはどんな時におすすめ まとめ
サードウェーブコーヒーのおかげでコーヒー界のトレンドとなっている浅煎り豆は、酸味が強いフルーティーで飲み口の軽いコーヒーです。
風味の割にカフェインの含有量は非常に多いので、眠気覚ましにもピッタリです。コーヒー豆本来の味わいを楽しみたい方にもおすすめです。