手軽にちょっぴり趣向を変えたコーヒーを。黒糖を使ってみるだけで、普段と違った味わいを持つコーヒーが楽しめます。今回は黒糖コーヒーについてご紹介します。
黒糖について
黒糖とは、サトウキビのしぼり汁を煮詰めて作る黒褐色の砂糖のこと。日本では沖縄県や鹿児島県の特産品として有名ですが、海外ではバルバドス・フィリピン・ベトナム・フィジーなどが産地として有名です。
黒砂糖は、砕いたり、すりつぶしたり、煮溶かすなどして、料理や菓子の材料や甘味料として利用されます。
純黒糖と加工黒糖
サトウキビの茎のしぼりカスを加熱し、水分を蒸発させて濃縮したものを「純黒糖」と呼び、黒糖に蔗糖や廃糖蜜などを加えて成分を調整したものを「加工黒糖」と呼びます。
黒糖の成分と効果
黒糖には、摂りすぎた塩分を排出する効果のある「カリウム」や、貧血防止に必要な「鉄」。その他にも骨や歯を強くする「カルシウム」、「ミネラル」が豊富に含まれています。
「白砂糖はコーヒーやケーキに」「黒糖(黒砂糖)は煮物などコクを出したいときに」使用するのが一般的とされていますが、だからといってコーヒーに黒糖はNG、というわけではありません。
白砂糖に比べてミネラルが豊富な分、美容・健康にもおすすめと言えるのです。
黒糖コーヒーのレシピ
- 黒糖:中さじ2杯
- ドリップコーヒー:1杯分
カップにドリップコーヒーを注ぐ
黒糖を加えて完成
黒蜜のような味わいに
コーヒーに黒糖を加えることで、黒糖の独特な味と香りが楽しめる一杯になります。ポイントは、黒糖を多めにいれることです。黒蜜に似た甘さも感じられてクセになる美味しさを楽しめます。
白砂糖を黒糖に変える、ただそれだけの変化ですが、ちょっぴり“和”を感じる黒糖の虜になってしまうかもしれませんよ。
黒糖コーヒーの作り方まとめ
コーヒーに加える砂糖を黒糖に変える、ただそれだけでもコーヒーの楽しみ方に変化が生まれます。黒糖には独特な風味があるため、多めに入れると黒蜜の様な甘さを感じられますよ。
コーヒーの産地を変えてみて、黒糖と相性の合うコーヒー豆を探してみるのも面白いですね。黒糖フレーバーコーヒー、是非ご自宅でお試しください。