突然ですが、卵はお好きですか?卵とコーヒーをブレンドしてみたら、一体どんな味なんだろう…なんて考えたこと、ありませんか?今回は、ノルウェーで親しまれている、たまごコーヒーの作り方をご紹介します。
ノルウェーとコーヒー
ノルウェーは、1人当たりのコーヒー消費量がナンバーワンと言われている国です。ブラジルと親交が深く、コーヒー貿易がさかんだったため、ヨーロッパの中でもコーヒーを飲む習慣が強く根付いたとされています。
戦前戦後の貧しい時代でも、穀物を焙煎して代用コーヒーを作るほど、ノルウェーの人々にとってコーヒーはなくてはならない存在です。現在は、スペシャルティコーヒーが楽しめるオスロコーヒーが世界中を席巻しています。
ノルウェーの味?たまごコーヒーについて
たまごコーヒーとは、コーヒーと卵を一緒に煮出すコーヒーのことです。卵がコーヒーの雑味をふんわりと中和させてくれるため、まろやかな味わいが楽しめるのだとか。早速、たまごコーヒーの作り方をご紹介します。
たまごコーヒーのレシピ
- コーヒー粉:1/2カップ
- 湯:2L
- 冷水:1カップ×2
- 卵:1個
ボウルに、冷水1カップ、卵、コーヒー粉を入れよく混ぜる
鍋に2Lの湯を沸かし、混ぜた材料を加えてから弱火にかける
3分経ったら火から鍋をおろし、冷水を1カップ加える
茶濾しか目の細かいざるで、コーヒーを濾して
できあがり
ペーパーフィルターを使って濾すときれいなコーヒーができます。レシピでは卵ひとつ分を基準に分量を量っているので、1人分丁度で淹れる場合、半分の量で作るのもおすすめです。
まろやかな一杯
ノルウェーのたまごコーヒーは、奥行きのあるまろやかさが楽しめる不思議な一杯です。熱湯で数分煮出すので、コーヒーオイルもたっぷりと味わうことができます。卵の香りが気になる方は、バニラエッセンスやシナモンなど香りのアクセントをつけるといいですよ。
たまごコーヒーの作り方 まとめ
ノルウェーで親しまれている、ちょっと不思議な「たまごコーヒー」は、コーヒーのほろ苦さと、卵のまろやかな味わいが楽しめるコーヒーです。
卵とコーヒーを一緒に煮るなんてどうなるんだろう…?と不安になりましたが、コーヒーオイルが感じられる奥行きのある味わいは、独特でちょっとクセになるかもしれません。冷蔵庫に卵が余っていたら、是非、ノルウェー式たまごコーヒーを作ってみてくださいね。