「カフェ・ボンボン」と呼ばれるコーヒーをご存知でしょうか。スペインではコーヒーを自分好みにカスタマイズするのが当たり前なのですが、日本では聞き慣れない面白いレシピもあったりします。
カフェ・ボンボンについて
カフェ・ボンボン(Café Bombon)とは、エスプレッソに同量のコンデンスミルクを加えて飲む、とても甘くて濃厚なアレンジコーヒー。スペインのレバンテ地方で親しまれています。コーヒーにコンデンスミルクを合わせる飲み方は、スペイン統治時代のフィリピンに今も受け継がれています。
カフェ・ボンボンのレシピ
- インスタントコーヒー:3g
- コンデンスミルク:お好みで
耐熱グラスにインスタントコーヒーを淹れる
コーヒーと同量のコンデンスミルクを入れる
コンデンスミルクとコーヒーが二層に分かれたら、できあがり
今回は簡単に作れるインスタントを使用しましたが、エスプレッソやドリップでも美味しく楽しめます。コンデンスミルクが濃厚なので、深煎りのコーヒーを濃いめに作って合わせるのがおすすめですよ。
トフィーのような一杯
コーヒーと同量のコンデンスミルクを合わせる「カフェ・ボンボン」は、甘く濃厚で、洋菓子のトフィーのような一杯になります。疲れた時や、すごく甘いものが欲しい時におすすめですよ。
スペインのコーヒー
スペインでは、朝食時に牛乳をたっぷり使ったコーヒーを飲み、それ以外の時間はエスプレッソを中心としたコーヒー感が強いメニューを楽しみます。コーヒーの楽しみ方は、フランスやイタリアに似ていますが、コーヒーの温度や濃さなど、自分好みに細かくカスタマイズするのがスペインのコーヒーの特徴です。
ミルクの入りコーヒーが豊富
スペインでは、コーヒーだけでなくミルクの量や温度までも自分好みにカスタマイズすることができるのですが、他の国に比べてミルクを使ったアレンジコーヒーが多いように思います。
エスプレッソに少量のミルクを入れたものを「カフェ・コルタード」エスプレッソにたっぷりミルクを入れたものを「カフェ・コン・レチェ」というように、ミルクの量によって違う名前がついているので覚えるのも面白いですし、自分の好みを見つけるのもまた、楽しいかもしれませんね。
カフェ・ボンボンの作り方 まとめ
スペインで親しまれている「カフェ・ボンボン」は、濃いコーヒーに同量のコンデンスミルクを合わせた甘いアレンジコーヒー。トフィーのように香ばしく濃厚な甘さの中に、ほろ苦いコーヒーの香りが楽しめる、一度飲んだらクセになりそうな美味しさです。
カフェ・ボンボンはコーヒーというより、おやつ、スイーツと呼ぶのがふさわしいぐらいグッとくる甘さが特徴です。とても簡単に作れるので、是非スペイン気分を味わいながら楽しんでみてくださいね。