ウイスキーはお好きですか。ウイスキーとコーヒーを合わせ、ちょっと大人の’アイリッシュ風’コーヒーリキュールを作ってみませんか。今回は「ウイスキーコーヒーの作り方」をご紹介します。
ウイスキーについて
ウイスキーは蒸留酒のひとつで、原料を発酵させ蒸留したものです。ウイスキーという名称は、ラテン語の「aqua vitae=命の水」をゲール語に翻訳し「uisce beatha(ウィシュケ・ベァハ)」と発音されることから「ウイスキー」と呼ばれるようになったと言われています。
ウイスキーは、もともと葡萄酒を蒸留したものだったが、その後、各地で手に入る材料「果物・大麦・小麦・ライ麦」等で作られるようになりました。当時は薬品として扱われており、その後、各地で嗜好品として広がっていきました。
ウイスキーの種類
- モルト・ウイスキー
大麦麦芽のみを原料とするもの - グレーン・ウイスキー
穀物(grain)を主原料に大麦麦芽を加えたもの - ブレンデッド・ウイスキー
モルトとグレーン・ウイスキーをブレンドしたもの - ライ・ウイスキー
ライ麦を原料とするもの - コーン・ウイスキー
トウモロコシを原料とするもの
アイリッシュ・コーヒーのはじまり
アイリッシュ・コーヒーとは、コーヒーにアイリッシュ・ウイスキー、生クリーム、砂糖を加えたコーヒーカクテルです。
1942年にアイルランド南西部・シャノン川河口にあった水上飛行場(現シャノン空港)で、創案されました。当時の飛行機は、暖房が効かないものがほとんどで、乗客は寒い中待機しなければなりませんでした。
乗客に身体をあたためてもらおうという心遣いから、アイリッシュ・ウイスキーをベースにしたドリンクがふるまわれたことが、アイリッシュ・コーヒーが世界に広まるきっかけとなりました。
ちなみに、スコッチ・ウイスキーで作るとゲーリック・コーヒー(gaeric coffee)、コニャック・ブランデーで作るとロイヤル・コーヒー(royal coffee)といいます。
ウイスキーコーヒーのレシピ
- インスタントコーヒー:ティースプーン2杯
- ウイスキー:30ml
- 生クリーム:仕上げ用多めに
- 角砂糖:3個
グラスに砂糖とインスタントコーヒーを入れる
ウイスキーを加え、よく混ぜる
仕上げに生クリームを厚めにのせ、完成です
生クリームをたっぷりのせることで、ゴージャスな雰囲気を演出できます。コーヒーは濃いめに作ったほうが本場の味に近づきます。
ちなみに、スコッチ・ウイスキーで作るとゲーリック・コーヒー(gaeric coffee)、コニャック・ブランデーで作るとロイヤル・コーヒー(royal coffee)と呼びます。今回は自宅にあったスコッチ・ウイスキーを使用しました。
ウイスキーがアクセントに
コーヒーとウイスキーを合わせると、ウイスキーの苦みや重みがアクセントになり、ちょっぴり刺激的な大人のコーヒーになります。ぶ厚い生クリームとウイスキーの香り・重みの相性も抜群。さらに、砂糖を多めに加えることで、味のバランスも最高です。
ウイスキーコーヒーの作り方まとめ
ウイスキーとコーヒーを掛け合わせ生クリームを加えることで、大人の雰囲気を醸すコーヒーリキュールが楽しめます。ウイスキーの量はお好みで調整してください、生クリームとウイスキーの組み合わせがアクセントになり、クセになりそうな味わいを楽しませてくれます。ほんのり酔いたい時、のんびりしたい時におすすめの一杯です。