近年、山ガール(女性でもアウトドアを楽しむ方)が増えてきている傾向にあります。一息つきたいときに、豊かで美しい自然の中で、おいしいコーヒーを味わいたい、と言う方もいるのではないでしょうか。
アウトドアとコーヒーの相性は抜群
コーヒーは独自の苦味で気分をシャキッとさせてくれたり、ミルクをたっぷり入れることでホッとしたりと、リフレッシュには最適な飲み物です。カフェインも入っているので、アウトドアでコーヒーを飲むのは理にかなっているのです。
同じ豆から挽いて淹れたコーヒーでも、いつもとは違ったコーヒーを楽しむことが出来き、アウトドアならではの醍醐味が味わえます。今回は、アウトドアでコーヒーをおいしく淹れるコツやポイントを紹介します。
アウトドアコーヒーに必要なアイテム
アウトドアで本格的な挽きたてのコーヒーを楽しむための、必要なアイテムをご紹介します。アウトドア先で美味しいコーヒーを飲むためにも、まずは以下の5点をそろえておきましょう。
- コーヒーミル
- コーヒー豆
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- ケトル
- バーナー
- コーヒーカップ
- 水筒
コーヒーミルはコンパクトで持ち運びのしやすいものがおすすめです。挽きたて、淹れたてがコーヒーのおいしさの秘訣です。そのため、こだわるならコーヒーミルを持ち込むことをおすすめします。
コーヒー豆はなるべく新鮮なものを準備しましょう。ちなみに、水筒は山の湧き水を汲むためのものです。
アウトドア先でのコーヒーの淹れ方
ここでは、ペーパーフィルターを使ってドリップする方法を紹介します。
- 水筒に山の湧き水を汲みお湯を沸かしておきます。注ぐお湯の温度は92~96度が最適です。山は沸点が低いので、沸騰したお湯を冷まさず、すぐに注いでも大丈夫です。
- まず、ペーパーフィルターの接着部分を折って、しっかり折り目をつけます。アウトドア用のドリッパーをカップに置いて、折り目を付けたペーパーフィルターをセットします。
- 新鮮なコーヒー豆を挽きます。コーヒー粉を均一にすることが、おいしいコーヒーを淹れるポイントです。挽いた豆をペーパーフィルターに入れます。お湯を注ぐときの目印となるため、ペーパーフィルターの中心部分にくぼみをつくっておくことがポイントです。
- 最初の第1湯目は蒸らしの行程です。注ぐお湯の温度は92~96度が最適です。山は沸点が低いので、沸騰したお湯を冷まさず、すぐに注いでも大丈夫です。お湯を注ぐときのコツは、ゆっくりポタポタとお湯を落とすようにしてコーヒー粉全体に馴染ませることです。水分を吸ってコーヒー粉が1度ふくらみます。それが落ち着くまでじっくりと蒸らします。
- 蒸らしが終わったら2湯目です。中心から「の」の字を描くようにお湯を外側へ注いでいきます。この行程で、コーヒーのうまみを引き出すので、焦らずゆっくりと細くお湯を注ぎましょう。
- 最後の3湯目は、2湯目と同じように細くお湯を注ぎ、カップに合わせたコーヒーの量をとります。量をとりきったら、コーヒー粉に浮いている泡が落ちる前に取り外します。泡はアクなので雑味の原因となるので、それが落ちる前に外すことが重要です。
これでアウトドアでのおいしいコーヒーを淹れることが出来ます。
アウトドアでコーヒーをおいしく淹れるコツまとめ
最近では、本格的な淹れたてコヒーをアウトドアでも気軽に楽しめる、様々な便利なアイテムが販売されています。自然の中にいるという非日常感をたっぷり味わいたいのであれば、山の湧き水を使って淹れるのがおすすめです。
そして、できるだけ新鮮なコーヒー豆を用意して、飲む直前にコーヒーミルで挽いてみてください。アウトドアならではの最高のロケーションでおいしいコーヒーが味わえるのは、とても魅力的ですね。
たまにはお気に入りのコーヒー豆とアイテムをそろえて、大自然の中で贅沢なカフェタイムを過ごしに出かけてみるのも悪くないですね。