コーヒーと一緒に楽しまれることの多い焼き菓子、ヴィジタンディーヌという名前の焼き菓子をご存知でしょうか。今回は、コーヒーとヴィジタンディーヌの相性について見ていきましょう。
ヴィジタンディーヌについて
ヴィジタンディーヌとは、フランス・ロレーヌ地方の郷土菓子のひとつです。砂糖・卵・バター・アーモンドパウダー・小麦粉などを混ぜあわせ、花を模った焼き型にいれて焼きあげます。聖母訪問協会で作られていたことから、修道女と言う意味を持つ「ヴィジタンディーヌ」と呼ばれているそうです。
フィナンシェと同じ?
ヴィジタンディーヌは、フィナンシェやフリアンなどとほぼ同じ材料で作られていますが、焼き型や、焼型温度、材料の仕立て方や分量などが違います。ただ、それぞれのレシピに定義などはなく、作り手により変化しているそうです。
ヴィジタンディーヌにおすすめのコーヒー
ヴィジタンディーヌにおすすめのコーヒーは、明るい酸味を持つ中浅煎りコーヒーです。エチオピア産やアフリカ産のコーヒーがメインのブレンドがおすすめですよ。
実際に合わせてみました
今回は、エチオピアモカがメインのブレンドとヴィジタンディーヌを合わせてみました。外は香ばしく中はしっとりとした食感で、濃厚な味わいのヴィジタンディーヌ。中浅煎りのコーヒーと合わせるとコーヒーの明るい酸味ですっきりとしたペアリングを楽しむことができます。ヴィジタンディーヌはバターの風味が強いので、ミルク入りコーヒーのような後味も楽しませてくれます。
コーヒーとヴィジタンディーヌの相性 まとめ
コーヒーとヴィジタンディーヌの相性は、明るい酸味を持つ中浅煎りのコーヒーと合わせることで、すっきりとしたペアリングを楽しむことができます。ヴィジタンディーヌは、焼き菓子の中でもバターの風味が強く感じられるので、一緒にコーヒーと楽しむことでミルク入りコーヒーを飲んだような後味も楽しめますよ。