ドイツ生まれのバウムクーヘン。日本ではお祝い事などで人気が高い洋菓子のひとつですよね。今回は、コーヒーとバウムクーヘンの相性について見ていきましょう。
バウムクーヘンについて
バウムクーヘンとは、ドイツ語で木のケーキという意味で、ドーナツのような穴を中心に生地が樹木の年輪のような層になっているのが特徴です。ドイツ生まれのお菓子ですが、ドイツではそれほど一般的なお菓子ではないようです。
バウムクーヘンは作るのが大変
バウムクーヘンを作るには専用の装置や技能が必要なので、ドイツでも一般的な菓子店では扱っていない場合が多いそうです。バウムクーヘンの年輪のかたちは、菓子職人の技術の高さを表すものだと言われています。ここ最近、自動で焼けるマシンが開発されたようですので、これから導入店舗が増えていくかもしれません。
バウムクーヘンの原型
バウムクーヘンの原型は紀元前ギリシャのオベリアスという、木の棒にパン生地を巻きつけて焼いたものだと考えられています。日本には、敗戦国の捕虜として来日したドイツ人の菓子職人カール・ユーハイムによって持ち込まれたと言われています。
バウムクーヘンにおすすめのコーヒー
バウムクーヘンにおすすめのコーヒーは、渋みと酸味が楽しめる中浅煎りのコーヒー豆です。おすすめの銘柄はグアテマラやブラジルを使用したブレンドです。
実際にあわせてみました
今回は、グアテマラがメインの中浅煎りブレンドと、バウムクーヘンをあわせてみました。しっとりとしたバターと卵の風味が口いっぱいに広がるバウムクーヘンは、中浅煎りのコーヒーとあわせると、濃厚さが増してよりリッチな風味が楽しめました。
コーヒーとバウムクーヘンの相性 まとめ
コーヒーとバウムクーヘンの相性は、渋みと酸味が楽しめる中浅煎りコーヒーとあわせることで、よりリッチな風味が楽しめます。コーヒーの渋みと酸味と聞くとネガティブなイメージを持たれるかもしれませんが、焼き菓子の持つ風味がコーヒーの味わいをまろやかにしてくれますよ。中浅煎りコーヒーとバウムクーヘンのフードペアリングを是非お試しくださいね。