夏の風物詩としてのイメージが強いあんみつ。クリームやアイスをのせたり白玉を添えたりと幅広い楽しみ方があり、緑茶のお茶請けにはもってこいですよね。そんなあんみつですが、果たしてコーヒーとの相性はどうなんでしょうか。今回はコーヒーとあんみつの相性について見ていきましょう。
あんみつについて
あんみつとは、みつ豆にあんを盛った和菓子のひとつです。さいの目にカットした寒天に赤えんどう、小豆あん、求肥などを合わせ、黒蜜や白蜜をかけて冷やして食べるのが一般的です。
あんみつのはじまり
あんみつのベースとなるみつ豆は、東京浅草の老舗和菓子店が明治時代に考案したのがはじまりといわれています。そこで、もっと甘いものが食べたい!ということで、小豆あんをあわせた和菓子店が登場したのがあんみつのはじまりだと言われています。
あんみつにおすすめのコーヒー
あんみつにおすすめのコーヒーは、やさしい酸味のある深煎りコーヒーです。あんみつは和菓子の中でも甘さが控えめなので、やさしい酸味のあるコーヒーと相性がぴったりです。
実際にあわせてみました
今回は、栗入りの秋のあんみつと、モカがメインの深煎りコーヒーをあわせてみました。あんみつの寒天は甘くなく、黒蜜も砂糖とは違う甘さなので、コーヒーと合わせるとコーヒーのコクが増し、モカのもつ酸味がまろやかに楽しめるようになりました。
クリームあんみつには
あんみつにアイスクリームがのったクリームあんみつには、酸味のない深煎りコーヒーがおすすめです。甘いクリームあんみつとのバランスがよく、さっぱりとおいしく楽しめますよ。
コーヒーとあんみつの相性 まとめ
コーヒーとあんみつのフードペアリングを楽しむなら、やさしい酸味のある深煎りコーヒーがおすすめです。あんみつにかける黒蜜は甘さ控えめですが、コーヒーのコクを引き出してくれますし、寒天や豆類は、コーヒーの酸味をまろやかに変えてくれます。コーヒーと和菓子とのさわやかな組み合わせを楽しむことができますよ。ぜひ試してみてくださいね。