コーヒーと和菓子の組み合わせは、実は思っている以上に抜群の相性です。京都の伝統的な和菓子のひとつである「生八つ橋」をコーヒーと合わせて楽しんでみませんか。今回はコーヒーと八つ橋の相性について見ていきましょう。
八つ橋について
八つ橋とは、米粉・砂糖・ニッキを混ぜて蒸し、薄く伸ばした生地を焼き上げた煎餅のひとつです。京都の観光土産としても有名で、焼いたものを「八つ橋」焼いていないものを「生八つ橋」とよびます。八つ橋誕生の起源については、実は文献が残っていないそうです。
生八つ橋の特徴
生八つ橋はとてもやわらかく、もちもち食感の生地が特徴です。生地そのものも“あん”も甘味が強く、ニッキの風味がアクセントとなっています。
商品化のきっかけについて
八つ橋は、1960年とある茶席で、こしあんを生八つ橋で包んだお菓子が振る舞われた際に大変好評だったため、商品化されたと言われています。生八つ橋の三角形の形は僧侶の帽子を模ったとされていて、八つ橋は箏と模った形とされています。
生八つ橋におすすめのコーヒー
生八つ橋は、繊細な風味が楽しめる和菓子なので、コーヒーは軽いテイストの中浅煎りから中煎りがおすすめです。コーヒー豆をやや粗挽きに挽き、ペーパードリップであっさりと抽出すると軽いテイストのコーヒーが楽しめます。
実際に合わせてみました
今回は、みかん風味のこしあんを包んだ生八つ橋と、中煎りのコーヒーを合わせてみました。生八つ橋は甘さがしっかりとしているのでブラックでちょうど良いバランスでした。コーヒーと一緒に食べると、口の中で生八つ橋の生地がとろけて、新しい感覚で楽しむことができました。
コーヒーと生八つ橋の相性 まとめ
コーヒーと生八つ橋の相性は、とても良いです。中浅煎りから中煎りのブラックコーヒーと合わせるととてもバランスが良く、生八つ橋のしっかりとした甘さと繊細な風味を楽しむたことができますよ。生八つ橋をいただいた時には、是非コーヒーとのフードペアリングにチャレンジしてみてくださいね。