みんなで美味しいコーヒーを楽しむ時、サクサクのサブレも一緒にいかがですか。今回はコーヒーのおともにピッタリなサブレとの相性について見ていきましょう。
サブレについて
サブレとは、フランスから伝えられた焼き菓子で「砂をまく」「砂を覆う」という意味があります。砂が崩れるようなサクサクとした特徴的な食感が楽しめます。東京のおみやげを代表する“ひよこサブレ”あたりが有名ですよね。
フランスにはクッキーがない?
フランスには、クッキーやビスケットと呼ばれるものがなく、一般的なクッキーのような焼き菓子のことは全て「サブレ」と呼ぶそうです。
また、サブレの語源については諸説あるようで、フランスにはサブレ=シュル=サルトという町があり、ここで焼いたものをサブレと呼んでいたという説があるそうです。
サブレにおすすめのコーヒー
サブレの軽快な口当たりを楽しむのにおすすめのコーヒーは、中深煎りコーヒーです。しっとりとしながらもサクサクとした食感が特徴のサブレは、中煎りコーヒーと合わせることであっさりと楽しめますよ。
実際に合わせてみました
今回は、タンザニアストレートの中煎りをサブレと合わせてみました。サブレは他のクッキーに比べるとあっさりとした甘さなので、タンザニアのような酸味を持っているコーヒーでも爽やかな味わいで楽しむことができました。甘さが苦手な人はココアサブレとコーヒーを合わせると、ビターで大人っぽい味わいを楽しめるのでおすすめです。
おすすめの抽出方法
甘さ控えめなサブレは、あっさりとたてられるペーパードリップ抽出がおすすめです。豆はなるべく粗めに挽き、お湯が早く落ちるようなイメージで抽出してみてください。
コーヒーとサブレの相性 まとめ
コーヒーとサブレをよりおいしく楽しむためには、中深煎りのコーヒーとのペアリングがおすすめです。サブレはクッキーなどの焼きがしに比べて甘さが控えめなので、酸味を感じる中煎りのコーヒーでも爽やかに合わせることができます。サクサクの食感のサブレと美味しいコーヒーで、豊かなコーヒータイムを過ごしませんか。