ほどよい酸味とフルーティな甘さが魅力のアップルパイ。カフェスイーツの定番のひとつですよね。今回は、コーヒーとアップルパイの相性について見ていきましょう。
アップルパイについて
アップルパイとは、砂糖やシナモンなどで煮たリンゴをパイ生地に包み、オーブンで焼いた焼き菓子の一種です。ロールケーキのように巻かれたものや、円形のものなど国や地域によっていろいろな形で作られています。
アップルパイの歴史
アップルパイは、イギリスからアメリカにやってきたピルグリムがリンゴの種をまいて育て、収穫したリンゴでアップルパイを作ったことがはじまりという説と、アメリカ東海岸から西へとリンゴの種をまきながら移動したジョニー・アップルシードの説もあるようです。
いずれにしても、リンゴは環境への適応が強かったことから、生水が飲めない時代のアメリカで貴重な食料であったことは間違いないようです。
アップルパイにおすすめのコーヒー
アップルパイにおすすめのコーヒーは、中深煎りの明るい酸味が楽しめるコーヒーです。りんごの持つナチュラルな酸味にコーヒーの酸味をペアリングすることで、りんごの酸味がまろやかな風味へと昇華し、楽しむことができます。
実際にあわせてみました
今回はパイ生地に砂糖がかかった甘めのアップルパイと、コロンビアがメインの中深煎りのブレンドコーヒーをあわせてみました。リンゴの酸味とパイ生地の甘味が酸味のあるコーヒーと合わせることでやわらかく感じられ、最後まで美味しく食べることができました。
トッピングをする場合のおすすめ
アップルパイに、ホイップクリームやアイスクリームを添えて楽しむ時は、甘さがぐっと増すのでほろ苦さが楽しめる深煎りのコーヒーと一緒に楽しむのがおすすめです。
コーヒーとアップルパイの相性 まとめ
コーヒーとアップルパイの相性は、中深煎りの明るい酸味を持つコーヒーと合わせることで最高のものになります。リンゴとコーヒー、それぞれの酸味が合わさることで、酸味の質がやわらかく感じられ、まろやかに楽しむことができますよ。アップルパイとのコーヒータイムの時は、是非、酸味と酸味のマリアージュを試してみてくださいね。