パンにはコーヒーを合わせたい。そんな方も多いのではないでしょうか。昔から総菜パンの中でも根強い人気のカレーパン。今回はコーヒーとカレーパンの相性について見ていきましょう。
カレーパンについて
カレーパンとは、みなさんご存知のとおり、カレーを具とする調理パンのひとつ。正確な定義があるわけではありませんが、カレーパンは衣をつけてから揚げたものや焼いたものが一般的です。
カレーパンの歴史
カレーパンは、東京都江東区にある「名花堂」の2代目中田豊治氏が1927年に実用新案に登録した洋食パンが元祖とのこと。これは具の入ったパンをカツレツのように揚げるという主旨のもので、カレーを使用したパンは、1934年創業の練馬区のデンマークブロートというパン屋が最初ではないかと言われています。
カレーパンの特徴
カレーパンはなんといってもスパイシーなのが特徴です。パン生地もあげてあるものが多くボリュームもあるので、食事として食べても十分食べ応えがあります。
カレーパンにおすすめのコーヒー
カレーパンにおすすめのコーヒーは、中深煎りのブレンドコーヒーです。銘柄としてはジャマイカやコロンビア、ブラジルなどを使用した、上品な口当たりのコーヒーがおすすめです。
実際に合わせてみました
今回はジャマイカを使用したブルーマウンテンブレンドと、サクサクに揚げたカレーパンを合わせてみました。ブルーマウンテンブレンドは、酸味が少なくあっさりとした風味が特徴ですが、スパイシーなカレーパンと合わせてもカレーの風味をひきたてながらコーヒーの味わいも楽しませてくれます。
美味しく楽しむポイント
中深煎りのブレンドコーヒーは、使用している豆によっては冷めると酸味が増しやすいものがあります。惣菜パンは油分も多めなので、コーヒーが冷めないうちにパンと楽しむことで素晴らしいマリアージュを楽しめます。
コーヒーとカレーパンの相性 まとめ
コーヒーとカレーパンのマリアージュを成功させるには、コーヒーが冷めないうちにカレーパンを楽しむのがポイントです。コーヒーは、スパイシーなカレーの味わいを損なわず、口の中をすっきりとさせてくれる中深煎りのブレンドコーヒーがおすすめです。今回はブルーマウンテンを使用したコーヒーと楽しみましたが、色々なブレンドとの相性を試してみてくださいね。