モカジャバというコーヒーを聞いたことはありますか?喫茶店やカフェなどで見かけたことがある方もいるかとは思いますが、実は店舗によって“モカジャバ”の定義が異なるのです。
ここでは、モカジャバとはどういったコーヒーなのか?見ていきましょう。
モカ・ジャバの定義
実は“モカ・ジャバ”として提供しているコーヒーには多様な意味合いが存在します。カフェで出されているモカ・ジャバには、大きく分けて3つの種類があります。
ココア入りのコーヒー
コーヒーにココアを混ぜたものを、モカ・ジャバとして提供している店は非常に多いです。スターバックスが普及し始めた影響で、“カフェモカ”という言い方が一般的になっているのかもしれませんね。
チョコレートシロップの入ったコーヒー
コーヒーにチョコレートシロップを混ぜ合わせた物をモカ・ジャバとして提供している店舗もあります。ココアを作る際にチョコレートシロップを使う場合もありますが、このパターンはミルクが入っていないので、よりチョコレートのコクが際立つ味わいのモカ・ジャバになっています。
モカ豆とジャワ島産の豆(ジャバ)のブレンドコーヒー
上記の2つとは異なり、このパターンはコーヒー豆のブレンドを表したものです。モカ豆とジャワ島の豆を混ぜ合わせて作ったブレンドコーヒーのことを指します。
店舗によって異なるモカ・ジャバ
代表的な分類は上記の3つとなります。コーヒーの種類もエスプレッソ・ドリップと店舗によって異なりますし、生クリームをプラスしたりする店もあることから、モカ・ジャバは「カフェの特色が色濃く現れるコーヒー」だと言えます。
始めて足を運ぶカフェでモカ・ジャバを注文する際は、「この店のモカ・ジャバはどのようなものですか?」と訪ねてから注文した方がいいかもしれませんね。
カフェモカ?モカ・ジャバ?正確にはどっち?
上記にもあるように、日本のカフェにおいてカフェモカとモカ・ジャバはほぼ同じような意味で使われているため区別が難しいです。
あえて正式に分類するとするならば、“使っているコーヒー”で判断すると良いでしょう。カフェモカというネーミングが普及したのは、スターバックスなどのシアトル系カフェが人気を集めたためです。これらシアトル系カフェは「エスプレッソにココアを入れて作ったもの」をカフェモカとして提供しているので、“エスプレッソで作ったものがカフェモカ”“ドリップコーヒーで作ったものをモカ・ジャバ”と分類する事ができるかもしれませんね。
カフェによって異なるモカ・ジャバの定義
以上のように、日本で“モカ・ジャバ”として提供されているコーヒーには大きく分けて3種類のものがあります。カフェモカとして提供を行っているカフェも多いので、その区別は難しいところです。
“自分の飲みたいモカ・ジャバ”がでてこない可能性もありますので、オーダー前に確認を取ってみてくださいね。