モカ・ジャバは、コーヒーとココア(チョコレート)によってアレンジされたものを、もしくはジャワ島産のモカ豆を使ったブレンドのことを指します。今回は前者、甘くアレンジされたモカ・ジャバに注目して見ていきましょう。
モカ・ジャバとカフェ・モカの厳密な違い
カフェ・モカとモカ・ジャバ、どちらもコーヒーにチョコレートシロップやココアを加えて作るため、非常に似ているコーヒーとしてあまり区別されることはありません。
あえて厳密に分けるとすれば、作る時に使われるコーヒーが違う、という点です。カフェ・モカというネーミングは、シアトル系カフェの流行により広まりました。
エスプレッソかドリップか
シアトル系カフェでは、エスプレッソとココアを混ぜたものをカフェ・モカと提供しているため、正式には「エスプレッソを使ったものがカフェ・モカ」「ドリップコーヒーを使ったものがモカ・ジャバ」だとされているのです。
小腹がすいている時におすすめ
使われているものがミルクとココア(もしくはチョコレート)ということもあり、モカ・ジャバは食感が“とろり”としています。一般的なドリップコーヒーよりも飲みごたえがあるので、ちょっと小腹が空いてくるおやつの時間帯などにおすすめです。
まろやかな甘さでもあるので、心を落ち着かせてくれる効果も抜群です。仕事の合間や休憩時、ちょっと一息つきたい時にもぴったりです。ただし、もとはコーヒーなので、飲み過ぎには注意しましょう。
カカオポリフェノールの効果にも注目
モカ・ジャバに使うココアやチョコレートに入っているカカオには、ポリフェノールという成分が多く含まれています。適量を摂取することで身体に良い効果をもたらしてくれます。
アンチエイジング効果
ポリフェノールには老化の原因とも言われている、活性酸素を抑制する効果があると言われています。そのため、肌のシワ・シミ・たるみといったトラブルのリスクを下げてくれると考えられます。
コーヒーとカカオの両方からポリフェノールを摂取できるモカ・ジャバは、まさに“アンチエイジングドリンク”と言えますね。
インフルエンザから守ってくれる
様々な健康効果を持つことで知られるココアには、インフルエンザの感染を予防してくれる効果もあるそうです。温かいモカ・ジャバは身体を温めてくれるだけではく、インフルエンザの予防も同時に行なってくれる寒い冬にピッタリなコーヒーと言えます。
小腹が空いた時のヘルシーなおやつとしておすすめ!
チョコレートやココアを使ったモカ・ジャバは、コーヒーそのものの効果に加え、健康的かつ気持ちを落ち着かせてくれる効果を持ち合わせた“甘くてまろやかな”コーヒーです。ちょっと小腹の空いてくる昼下がり、少しの時間を作りモカ・ジャバで心静まる時間を作ってみてはいかがでしょうか。