コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。今回は、引き続き「は行」のコーヒー用語を紹介します。
ポインテッド
コーヒーの風味(味)を表現する言葉。キレのある酸味を持つコーヒーを言い表す言葉で、基本的にはポジティブな意味で使われています。
ボストン茶会事件(ボストンティーパーティー)
コーヒーにまつわる重要な歴史的事件。1773年にアメリカの東海岸ボストンで起きました。イギリスの植民地政策に激怒した現地人たちが、港に停泊中の貨物船から商品である紅茶を海に投げ入れるという事件。
この事件をキッカケにアメリカでは紅茶の消費量が減り、徐々にコーヒーの消費が高まっていったそうです。アメリカが独立に向けて動き出した契機とも言われています。
細挽き
コーヒーの挽き方の一つ。細かく粉砕することでお湯と接触する面積が広くなるため、色・味ともに濃く抽出されます。濃厚なコーヒー液であるエスプレッソを抽出する際に、細挽きもしくはさらに細かく粉砕する極細挽きの豆が用いられます。
ボディー
コーヒーの特徴を表現する際によく用いられる言葉。口の中にコーヒーを含んだ際に感じる印象のことで、“重厚感、飲みごたえ”といった感覚を表す際に「ボディーが軽い、重い」と使われます。
ポテイティ
コーヒーの味を表現する際に使う言葉。「ポテイティ」は、英語のPotato(ポテト)からきている言葉で“ジャガイモのような味”がするという意味で使われます。コーヒーとしてはあまり好ましくない味ということで、ネガティブな意味で用いられることが多いです。