コーヒーをもっと趣味に

コーヒー用語集【は行(ふ)】⑧

コーヒー用語集【は行(ふ)】⑧

コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。今回は、引き続き「は行」のコーヒー用語を紹介します。

フルード・ベッド・ロースター

焙煎機の種類の1つ。非常に強い熱風を当て、コーヒー豆を浮かせさせながら焙煎を行ないます。「フルード・ベッド・ロースター」以外に、「エア・ロースター」「流動床式焙煎機」「シベッツ式焙煎機」とも呼びます。

ブルボン島

ブルボン島とは、インド洋にある現在の“レユニオン島”のことを指します。フランス人の手により、ブルボン島のコーヒー豆をブラジルに移植するなど南米コーヒーのルーツとなる島として語られています。

ブルボンポワントゥ

ブルボン島(現レユニオン島)で栽培されるコーヒーの品種。長い間栽培が行われておらず、絶滅したと思われていましたが「ブルボンポワントゥ再生プロジェクト」の発足により、2006年頃に再び栽培が行われるようになりました。非常に希少なコーヒーとして、高額取り引きの対象となっています。

ブルーマウンテン

コーヒー豆_生産_麻袋

ジャマイカにある“ブルーマウンテン山脈”の限られた地域で栽培、収穫されたコーヒー豆のことをブルーマウンテンと呼びます。

総生産量のおおよそ80%を日本が輸入していることでも知られる、馴染み深いコーヒー品種です。“ブルマン”という相性でも知られています。多くのコーヒー豆が麻袋で輸入されるのに対して、ブルーマウンテンは樽に詰められて出荷されます。

ジャマイカコーヒーの特徴についてはコチラ

ブレイキング・ザ・クラスト

テイスティング用語の1つ。テイスティングには、挽いたコーヒー豆の粉を直接カップに入れてお湯を注ぎます。その際に浮かんでくるコーヒーのアクのことを「クラスト」と言い、除去する作業を「ブレイキング・ザ・クラスト」と呼んでいます。

プレカーサー

「プレカーサー」とは、科学用語で“前駆物質”を意味する言葉です。焙煎によって苦味や香りが引き出されるということは、コーヒー生豆の中に“コーヒーの風味”を生み出す前駆物質が含まれている証明となるのです。この理論のことをプレカーサーと言います。

フレグランス

コーヒー豆_香り_焙煎

コーヒー豆の“香り”を差す言葉。口に含んだ後に感じる香りを“フレーバー”、抽出した際に感じる香りを“アロマ”。そして、焙煎豆を挽いた時に感じる香りを“フレグランス”と表現します。

フレッシュ

焙煎したての新鮮なコーヒー豆のことを“フレッシュ”なコーヒー豆と表現します。フレッシュな豆は、抽出した際にしっかりとしたアロマを感じ、酸化が少ないためネガティブな酸味を感じにくいです。

フレーバーコーヒー

フレーバーコーヒーの特徴と種類

コーヒーに風味をつけて楽しむ方法のこと。焙煎した豆に着香料を混ぜ合わせたり、抽出後のコーヒーに各種フレーバードシロップを入れることによって作ります。コーヒー本来の味わいを楽しむというよりも、新しい味の発見や組み合わせを楽しむ飲み方です。

フレーバーコーヒーのレシピはこちら

About the Author

coffeemecca編集部

Coffeemecca編集部です。Coffeemecca編集部はコーヒーをもっと趣味に、コーヒーをもっと好きになってもらう記事やコンテンツを鋭意制作中です!