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コーヒー(カフェイン)の効果時間とタイミング

コーヒー(カフェイン)の効果時間とタイミング

コーヒーには、私たちの体に様々な効果をもたらします。特に象徴的なものがカフェインによる効果ですが、どんな効果が具体的にどれくらいあるかを、きちんと把握して飲んでいるという方は実は少ないかと思います。

摂取してから体への効果がどれくらい続くのか、どのタイミングで摂取すれば良いのか。

きちんと知ることで、より良い効果を取り入れたいですね。

どれくらい続くのか。

記憶力の向上

カフェイン摂取後24時間は記憶力が向上します。

運動の持続力の向上

カフェインには脂肪分解や脂肪燃焼を助ける働きがあり、運動と組み合わせることで脂肪燃焼効果が高まります。

カフェインが約180mg入った飲料を摂取した場合、長時間運動を持続させたという報告があります。1時間ほど前の摂取が、最も効果が高いようです。

疲労回復

大脳の精神機能を高揚させ、感覚や知能活動を敏感にし、疲労感を解消させます。効果は摂取30分後から8~14時間ほど持続するとされます。

ダイエット

脂肪分解の効果があります。交感神経を刺激し、エネルギー消費を高めます。1日の摂取量がカップ3杯(400g以内)ほどであれば痩せるために優秀な作用を発揮します。

肌のシミ防止

1日に2杯以上のコーヒーを飲む人は、それ以下の人に比べ、シミが少ないという調査結果が出ています。

リラックス効果

コーヒーの香りはピラジンなどの香り成分が合わさり、リラックス時に出るα波が活性化します。

鬱防止

1日2~3杯コーヒーを飲む女性は、鬱になる確率が15%低くなるという結果が出ています。

1日4杯では、20%も低下します。

肝臓に良い

1日に1杯でもコーヒーを飲む人は、肝硬変の発症リスクが20%低下するとの報告があります。(22年間に渡り、12万5000人を対象に調査)

毎日2杯のコーヒーを摂取すると、肝がんの発症リスクが約4割減少することが明らかになっています。

二日酔い改善

二日酔いの時の頭痛は、アセトアルデヒドと呼ばれる物質が原因です。この物質を排出し、脳の血液の循環を良くすることで、頭痛は解消されます。

2型糖尿病(*)の発症率を下げる

*後天性の糖尿病で、一般的に言われる糖尿病はこの分類です。

2型糖尿病にかかるリスクも下げます。1日に4杯以上のコーヒーを飲む人は、発症率が50%少ないことが明らかになっています。更に飲む量が1杯増えるごとに7%ずつ低下すると言われています。。

コーヒーの効果的な飲み方

目覚めの一杯よりも効果的な時間があります。コーヒーの”飲みどき”は、午前9時半から11時半がベストです。深煎りのエスプレッソよりも浅煎りのアメリカンコーヒーのほうがカフェイン量が多く含まれます。

砂糖を入れるとカフェインの働きが妨害されてしまうので、あまり砂糖は入れないようにしましょう。しかし5g程度の砂糖であれば、血糖値にはほとんど影響がなく、脂肪燃焼効果を妨げることもありません。

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coffeemecca編集部

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