☕ ドリップコーヒーとインスタントコーヒーの違い

仕事の合間やご家庭で、一息つきたい時などに飲んでいるコーヒー。コーヒーも様々な種類があります。ドリップコーヒーやインスタントコーヒー、缶コーヒーなど。どれもー同じコーヒーですが、それぞれ違いがあります。

ここでドリップコーヒーとインスタントコーヒーの違いについて解説します。

ドリップコーヒーとは

挽いたコーヒー豆を紙などのフィルターに入れ、お湯を注ぎ濾しながら入れるコーヒーです。

フィルタに紙を使うペーパードリップや、メッシュが金属でコーティングされたゴールドフィルタを使うゴールドドリップ、布を使うネルドリップが一般的です。

また、インスタントのドリップパックコーヒーなどもあります。

インスタントコーヒーとは

インスタントコーヒーはコーヒー豆から抽出した液を乾燥させて、粉末状にしたものです。インスタントコーヒーには3種類あります。

スプレードライ製法

大量生産が可能で、コストも低く安価で購入できますが、香りが飛んでしまうという欠点があります。

フリーズドライ製法

コーヒーの風味を保つことができますが、手間がかかるため、価格も高くなります。粒が大きく水にはとけません。

アグロマート製法

水に溶けやすいのでアイスコーヒー向きです。

ドリップコーヒーのメリットとデメリット

メリット

芳醇な香りがあり、本格的な味が楽しめます。

デメリット

抽出に手間や時間がかかる。
抽出方法によっては技術や知識を必要とします。
毎回ゴミが出る。
豆以外にフィルターなどの消耗品を必要とします。
抽出器具等が必要なため場所を必要とします。

インスタントコーヒーのメリットとデメリット

メリット

お湯を注ぐだけですぐに飲めます。
ゴミがほとんど出ません。
とても経済的です。
カップとお湯があれば作れるため場所を必要としません。

デメリット

香りが少なく、本格的な味に劣ります。

成分で見るドリップコーヒーとインスタントコーヒーの違い

カロリーの違い

上記で述べたようにドリップコーヒーとインスタントコーヒーでは大きな違いがあります。またカロリーを比較してみるとドリップコーヒー100gあたり4kcal、インスタントコーヒー100gあたり288kcalです。

なぜ、同じコーヒーなのにインスタントコーヒーのカロリーがドリップコーヒーより高いのでしょう。インスタントコーヒーは製造される過程で、乾燥させるため元の水分の96％が抜かれ、濃縮されているためカロリーが高くなります。

カフェインの違い

ではカフェイン量を比較してみます。ドリップコーヒー　100gあたり60mg、インスタントコーヒー　100gあたり60mgこちらはどちらも差はありません。