☕ ダイエットにおすすめのコーヒーとは

「コーヒーにはダイエット効果がある」という話を聞いたことはありませんか？コーヒーに含まれる成分にはダイエットの効果を高める働きがあると言われていますが、どんなコーヒーでも良いわけではありません。

ここでは、ダイエットにおすすめのコーヒーを紹介します。

コーヒーに含まれる成分

コーヒーには様々な成分が含まれています。その中でダイエット効果があるとされているのは、カフェインとクロロゲン酸です。

どちらも、脂肪を分解する助けとなる成分があると言われており、物理的なダイエット効果が見込めます。それに加え、代謝促進・利尿作用などいわゆる“体質改善”にも効果があるとされていますので、コーヒーがダイエットにおすすめというのは理にかなったこととも言えます。

では、ダイエットに効くコーヒーとはどのようなものなのでしょう。単純に考えれば「カフェインとクロロゲン酸の多いコーヒー」だといえます。しかし、その大前提として必要な要素があります。それは砂糖・ミルクの入っていないコーヒーということです。

いくらダイエット効果が見込めるコーヒーといえども、砂糖が入っていればカロリーを摂取することになりますし、ミルクには脂肪分も含まれています。コーヒーによるダイエット効果を最大限に考えるのであれば“ブラック”で飲むのが最適なのです。

一番おすすめできるのが、ドリップコーヒーです。ドリップで淹れるコーヒーは、カフェインとクロロゲン酸が最も多く抽出される飲み方です。インスタントでもこれらの成分が入っていますが、ドリップほどではありません。

また、コーヒーには“ジテルペン”という物質が入っており、血液中の中性脂肪を上昇させてしまう効果があるとのこと。ダイエットには不向きな成分ですが、ペーパードリップすることによってペーパーフィルターが除去してくれます。

つまり、ドリップコーヒーはダイエットに向いている成分を多く抽出し、不向きな成分を除去してくれる飲み方なのです。

これらダイエットに有効な2つの成分は“熱に弱い”という弱点があるため、成分を壊さずに摂取するには、焙煎度合いとお湯の温度も大切です。

焙煎は浅煎りの豆を
カフェインは焙煎するほど昇華してしまいます。焙煎度合は浅いほどカフェインが多く含まれますので、ダイエット効果を目的にするのであれば、浅煎りの豆を選ぶようにしましょう。
お湯の温度は80℃前後で
クロロゲン酸は高温になってしまうことで破壊されてしまいます。80℃前後であれば問題ないので、熱いのが好みの方でもその程度に止めておきましょう。沸騰したのち、少し冷ましてから抽出するように調整すると良しです。

ダイエットにおすすめ、とは言うものの、コーヒーで得られる恩恵はあくまで微々たるものです。しかし、ダイエットに効果があると言われているのも確かです。ダイエットを気にしつつもコーヒーは飲みたい、という方は、ここで挙げた点を意識しながらコーヒーライフを楽しんでくださいね。