コーヒーをもっと趣味に

コーヒー初心者にもおすすめ!モンカフェのドリップコーヒーを徹底解説

コーヒー初心者にもおすすめ!モンカフェのドリップコーヒーを徹底解説

テレワークでや自粛生活でおうち時間が増えて、自宅でコーヒーを始めてみようかな……そう考えている方も多いのではないでしょうか?自分でコーヒーを入れたことがない方にも、外出先で本格的なコーヒーを飲むが好きな方にも、おすすめしたいのが今回ご紹介する「モンカフェ バラエティパック」です!

モンカフェの特徴や入れ方から、バラエティパックのアソートのブレンド内容まで詳しくご紹介します。

モンカフェとは?

バラエティパック 02

モンカフェとは片岡物産という会社のコーヒーブランドです。片岡物産は、紅茶、コーヒー、ココア、チョコレートなどを輸入、生産、販売している会社です。

モンカフェは、独自のドリップバッグで上質なコーヒーの味わいを引き出す工夫をしており、さらにコーヒーの劣化を防ぐパッケージにもこだわっています。コーヒー器具がなくてもコーヒーを入れられるドリップバッグコーヒーは、その手軽さから人気を集めています。

モンカフェの特徴

バラエティパック 03

手軽なドリップバッグの形態でありながら、美味しさと高品質を実現しているモンカフェは、ドリップバッグやパッケージに、他にはない特徴があります。スーパーやコンビニエンスストアでも手に入れられるドリップバッグですが、価格はさまざまです。

1番安いドリップバッグは、1杯分で20円程のものもありますが、モンカフェは1杯が50円前後の価格に設定されています。ここからは、高単価だからこそのメリットや特徴をご紹介します。

コーヒーの劣化を防ぐパッケージ

モンカフェのブランドサイトをみたところ、モンカフェのコーヒーは「香り」にこだわって、パッケージに工夫がされているようです。

まずは、個包装のパッケージ。ひと目みただけでは、他のドリップコーヒーのパッケージとの違いがわからないのですが、光に透かしてみると……

バラエティパック 04

モンカフェの個包装は、光を通さないのです!

光を通さないだけでなく酸素も通さない、アルミ箔でコーヒーの劣化を防いでいるのです。さらに、個包装の1つ1つに脱酸素剤がついており、豆の鮮度を保つ工夫が何重にもされています。

ちなみにコーヒーの劣化の原因になる要素は、以下のとおりです。

  • 水分
  • 酸素
  • 高温

光と酸素を通さない素材で密閉した上、脱酸素剤を入れて徹底的に品質を保たれた、新鮮なコーヒーを飲むことができるのです。

上置きのドリップバッグで上質な味を抽出

バラエティパック 05

ドリップバッグには「浸水型」と「上置き型」の2種があるのを、知っていますか?先ほどご紹介した1杯分で20円程なのが浸水型、50円前後のモンカフェは上置き型です。

その名の通り、浸水型はコップにセットしてお湯を注ぐと抽出液にコーヒーバッグが浸る形で、上置き型は抽出液が浸らずカップの上に乗るような形です。

上置きのドリップバッグは高単価な傾向がありますが、より上質な味わいのコーヒーを飲みたい時は上置きのドリップコーヒーがおすすめです。なぜなら、ドリップバッグがコーヒーに浸ってしまうとそこでも抽出が進んでしまい、雑味が出て濃すぎるような味わいになってしまうからです。

より上質な味わいを追求しているモンカフェは、オリジナルの上置き型ドリップバッグで美味しさを最大限に引き出してくれます。

モンカフェバラエティパックを買ってみた!6種類のブレンド比較

バラエティパック 06

モンカフェは新鮮さや上質な味にこだわって、個包装やドリップバッグにたくさんの工夫があることをご紹介しましたが、肝心なコーヒーはどのような味わいなのでしょうか。

モンカフェの代表的なブレンド6種類を楽しめる「モンカフェバラエティパック」のブレンドの内容や味わいを比較します。

マイルドブレンド

モンカフェの中で、1番人気のマイルドブレンド。スーパーで手に入れられるドリップバッグは深煎りのコーヒーが多い中、モンカフェのマイルドブレンドは比較的浅煎りです。

香りとコクのバランスがとれた、飲みやすいブレンドとなっています。マイルドブレンドの味わいとブレンド内容は後ほど、詳しく紹介します!

モカブレンド

「モカ」という言葉は、エチオピアやイエメンの甘い香りでフルーツのような酸味のコーヒーを表します。モンカフェのモカブレンドは、エチオピア産のコーヒーを中心に、ブラジル産のコーヒーなどをブレンドした、深いコクと甘い香りが特徴です。

苦みが抑えめで、エチオピアのフルーティーさを感じられる、飲みやすいブレンドになっています。

キリマンジャロAAブレンド

「キリマン」とも呼ばれ缶コーヒーでも有名なキリマンジャロは、タンザニア産のコーヒーのことを指します。「AA」とはタンザニア産のコーヒーの格付けを表すもので、AAはタンザニア産のコーヒー豆の最上級のグレードを表しています。

モンカフェのキリマンジャロAAブレンドは、タンザニア産のコーヒーを中心にコロンビア産のコーヒーなどをブレンドした、上質な香りと酸味を持ちながら、キレのある後味が特徴です。

スペシャルロースト

バラエティパックの6種類の中では、深煎りのスペシャルブレンド。

スペシャルブレンドは、ブラジル産のコーヒーを中心にコロンビア産のコーヒーなどをブレンドした、香ばしく深いコクでクセのない味わいです。深煎りとはいえ焦げたような嫌な香りはせず、柔らかな苦みを感じた印象です。

手摘みコロンビアブレンド

手摘みコロンビアブレンドは、バラエティパック限定のコーヒーです。

コーヒーの収穫方法は大きく分けて2つあり、機械で木をゆする方法と人の手で摘む方法があります。こちらのブレンドは、十分に熟したコーヒーのみが人の手で丁寧に収穫されており、高品質な味わいを実現しています。

手摘みのコロンビア産のコーヒー豆を中心に、ブラジル産のコーヒー豆などをブレンドした、柔らかな苦みや香ばしさ、豊かなコクのブレンドです。

ブラジルイエローブルボン

ブラジルイエローブルボンは、モンカフェの期間限定コーヒーです。モンカフェは季節によって、期間限定ブレンドが発売されています。

【飲んでみた】浅煎りのマイルドブレンドの生産国から味わいまで解説

バラエティパック 07

ここでは、モンカフェの代表的なブレンド「マイルドブレンド」に注目し、実際飲んでみた感想や味わいを解説します。

実際に飲んだ感想

結論、とても美味しかったです。

今までにさまざまなドリップコーヒーを試してきましたが、スーパーで手軽に購入できるドリップコーヒーで、ここまで美味しいのは感動しました。手軽にいつでも美味しいコーヒーが飲めるのが、いい点だと思いました。

スーパーで購入できるドリップバッグは深煎りのものが多く、中浅煎りが好みの私はスーパーではドリップバッグを購入したことはありませんでした。

マイルドブレンドは、物足りなさを感じさせることのない程よいコクを感じられ、今後は朝のトーストに合わせて飲みたいと思います。

コロンビア産のコーヒーの特徴

モンカフェマイルドブレンドは、コロンビア産のコーヒーが中心のブレンド内容になっています。

そんなコロンビア産のコーヒーの特徴は「甘い香りや、しっかりとしたコクの重厚な風味」です。マイルドブレンドは、比較的浅煎りであることからコロンビアの特徴的な風味が、苦味にかき消されることなく、豊かな風味を楽しむことができます。

ブラジル産のコーヒーの特徴

ブラジル産のコーヒーは「柔らかな苦みや甘み」が特徴です。クセがなく飲みやすいブラジル産のコーヒーは、ブレンドにもよく使われます。

マイルドブレンドは、コロンビアの甘い香りやコク、ブラジルの苦みや甘みが合わさって、まろやかな味わいと程よいコクが実現しているのです。

モンカフェのドリップバッグはどうやってセットする?美味しい入れ方とは?

バラエティパック 08

ドリップバッグ初心者の方は、ドリップバッグのセットの仕方や、淹れ方に悩んでしまいますよね。モンカフェのドリップバッグは一見、複雑な作りに見えますが、実は簡単にセットすることができるのです。

ここでは、セットの仕方や美味しい淹れ方を写真付きで解説します!

セットの仕方

ドリップバッグって、切ったり折ったり難しいものもありますよね……。モンカフェのドリップバッグは、とても簡単に組み立てができる上に、安定する形状なのです。

早速、写真をご覧ください。

バラエティパック 09

  • 縦に折られたフィルターを開き
  • 中心を左右に開いて
  • 台紙の部分を山折りし
  • カップをはさみこむように、ドリップバッグを乗せます

モンカフェのドリップバッグは、切る工程がないので誤ったところを破ってしまう可能性がなく、簡単にセットすることができます。

美味しい淹れ方

ドリップバッグでコーヒーを淹れたけど、味が薄くなってしまった…そんな経験のある方は少なくないと思います。そんな方に向けて、モンカフェが推奨する方法を参考に美味しい淹れ方をご紹介します。

最初に要点をご説明します!

  • 口の細いケトルでなくても大丈夫
  • お湯は沸騰したての温度で
  • 1回目のお湯を注いだら10秒蒸らす

コーヒーを入れる時は口の細いケトルでないとだめ、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ドリップバッグならティファールなどの湯沸かしケトルから直接注いでしまって大丈夫です!

ただし、ドリップバッグのフィルターに、直接お湯がかからないように気をつけましょう。お湯がコーヒーに触れずにそのまま落ちるので、コーヒーが薄くなってしまう可能性があるからです。

また、お湯は沸騰したての温度のものを使いましょう。温度が低いお湯だと、コーヒーの成分が十分に抽出されずに薄い味のコーヒーになってしまいます。

ドリップをする時は、沸騰したてのお湯を数回に分けて注ぎます。1回目はコーヒー粉が全体的に湿る程度、お湯をかけて10秒待ちます。これは、お湯とコーヒー粉を馴染ませて十分に風味を抽出するためです。

1回目の注ぎが終わったら、お湯がカップに落ち切る直前に2回目のお湯を注ぎます。約1分かけて1回目の注ぎから2〜3回繰り返し注いで、ドリップバッグを取り外しましょう。

モンカフェでおうちコーヒーをはじめてみよう!

バラエティパック 10

高品質で知られるモンカフェについて、特徴から淹れ方までご紹介しました。初心者の方は、モンカフェのバラエティパックでさまざまな風味を試してみるのがおすすめです!

在宅時間が増えた今だからこそ、自宅で淹れるコーヒーにモンカフェのドリップコーヒーを取り入れ、ゆったりくつろげる時間を過ごせる「おうちコーヒー」をはじめてみませんか?

About the Author

mio

関東在住のフリーランスライター。スターバックスでのアルバイトがきっかけでコーヒー好きに。コーヒーインストラクター2級の知識をいかして、もっとコーヒーが楽しくなる記事を書いていきます!