来客のときなど、おもてなしのシーンで大活躍してくれるのがコーヒーです。会議や打ち合わせなどの仕事関係から遊びに来た友人など…できるだけ美味しい飲み物を出してもてなすのが、一種のマナーでもあります。
ここでは、おもてなしの場面にふさわしいコーヒーがどんなものかを考えてみましょう!
コーヒーは人や場面によって変えよう
おもてなしとして提供するコーヒーは、相手との関係性やその場の雰囲気で変えていくべきでしょう。例えば商談相手であれば、なるべく良い印象を与えてビジネスを円滑に進めたいはず。
また、友人であれば好みを聞き出したりして“好きそうなもの”を出してあげたり、あまり手に入らない変わったコーヒー豆を使ったりすることで、会話も弾みます。
ビジネスには香り高いコーヒーを!
ビジネス関係でのおもてなしとして出すコーヒーは、ドリップコーヒーをブラックで提供し、砂糖やミルクを添えるのが基本の形です。
もちろん、商談相手の好みがわかっていればそれに合わせるのが一番ですが、初対面のことも多く、個人的な好みまではわからないケースが主です。そういった場合は、飲む前の“香り”でインパクトを与えてみてはいかがでしょうか。
コーヒーの香りでリラックス効果を狙おう
インパクトを与えるとともに、コーヒーの香りはリラックス効果が高いことでも知られています。ビジネスといえど、お互い肩肘張りっぱなしでは簡単な打ち合わせすら失敗してしまいかねません。”コーヒーでもてなす意味”をあらためて念頭に置いておきましょう!
しかしながら、香りが良くても癖のあるコーヒーでは、口にあわないという方が出てくる可能性もあります。香りがよく、なおかつ癖の少ないコーヒー豆を選ぶのがポイントです。
モカブレンドでおもてなし!
エチオピア産の“モカ”は、非常に香り高いことで有名なコーヒー。その香りのファンは多く、モカばかりを飲む“モカ信者”がいるほどなのだとか。しかし、酸味が強く癖があるので好みがはっきりわかれてしまう豆でもあります。
その酸味強い癖をなくすため他の豆を混ぜあわせたのが「モカブレンド」というわけです。酸味を和らげてくれるため、飲みやすくなっています。KALDIの通販などでも簡単に購入できるので、試してみてはいかがでしょうか。
友人をもてなす時には変わり種を
一方で、友人をもてなす際は、普段あまり飲まないような豆を使ったコーヒーを出してみるとよいです。友人とのコーヒータイムは楽しく会話したいもの。その話題の皮切りに使えるのが、ちょっと変わったコーヒーというわけです。
話題の種になるコーヒーを
例えば、ハワイ原産のコナ・コーヒー。ハワイ旅行のお土産として定番の品ですが、あまり飲む機会は多くありませんよね。「これ、ハワイのコーヒーなんだ」とさり気なく出せば、新しい会話に発展して盛り上げることができます。
フレーバード・コナもおすすめ
また、コナ・コーヒーにはフレーバーをプラスした種類が豊富にあります。定番は、バニラやマカデミアナッツの香りを足したもの。甘い香りが特徴的で、ブラックが苦手な方にもおすすめです。スーパーやコーヒーショップ、KALDIなどでも手に入るので探してみましょう。
アレンジコーヒーで打ち解けてみる?
「もっとお近づきになりたいな…」というお客さんをもてなしたい時は、いっそのこと変化球で攻めてみるのもアリかもしれません。フルーツジャムでほんのりフレーバーを変えてみるアレンジから、ケーキやわたあめを乗せてみるものまで、コーヒーアレンジの幅はとても広いです。
まずは、フォームミルクを乗せるだけのアレンジから始めてみるのがおすすめです。ミルクフォーマーは100円ショップなどでも手に入るのですぐに実践できますよ。
おもてなし用のコーヒーは場面で使いわけよう
いかがでしたか?おもてなしのシーンにマッチするであろうコーヒーを提案させていただきました。おもてなしとして一番いいのは、やはり相手の好み似合わせたコーヒーを出してあげること。もし、相手の好みがわからない時などは上記を参考にしてみてくださいね!