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デカフェコーヒーが健康面に与える影響

デカフェコーヒーが健康面に与える影響

デカフェとは、本来カフェインを含んでいる飲食物からカフェインを取り除いたり、通常はカフェインを添付する飲食物にカフェイン添付を行わないことで、カフェインを含まなくなったものを指します。カフェインレス、カフェインフリーとも呼ばれています。

デカフェコーヒーについて

このデカフェコーヒーですが、健康志向の方や妊娠中、授乳中の方など最近飲まれることも増えています。また大手コーヒーチェーンでも頼めばデカフェにしてくれるところもあります。

果たしてカフェインを取り除いたコーヒーは、健康にとってどのような影響を与えるのでしょうか。まず知っておきたいのが、デカフェコーヒーを作る方法です。

デカフェコーヒー抽出方法

薬品を使用する溶剤抽出法、静を使用する水抽出法、二酸化炭素を使用する超臨界抽出法などがあります。

溶剤抽出法

コーヒー豆を有機溶剤に付け込んでカフェインを溶かしだす方法などがあります。しかし、有機溶剤の残留など健康面での問題が気になります。

日本では食品衛生法の規定に基づき、 食品添加物等の規格基準が設定されています。 これに適合しない食品の輸入は禁止されていますので、正規に販売されているものは心配ありません。

水抽出法

有機溶剤での薬物残留の問題を解決するため、有機溶剤の代わりに水を用いてカフェインの抽出を行うものです。コストも比較的安く、安全性も高い方法です。

しかしこの方法だと、カフェイン以外の成分の流出してしまうので、うまみ成分が流出しているのが気になるところです。

超臨界抽出法

二酸化炭素を31.1℃以上かつ73.8気圧以上の状態で超臨界二酸化炭素にし、カフェインを抽出する方法です。この方法は万一残留してもその毒性を考慮する必要が無い点、廃棄処理の必要が無い点、有機溶剤のような燃焼性がなく火災の心配がいらない点など、優れた脱カフェイン法だとされています。

しかしコストが高いというデメリットもあります。

日本のデカフェ抽出法は安全重視

デカフェコーヒーが健康面にどのような影響を与えるのか心配、というのはこの作り方にあるのかもしれません。一口にデカフェコーヒーといっても、抽出方法によって安心感や安全度に違いが出てしまいます。ちなみに日本では水抽出法が主流になっています。

デカフェコーヒー健康面への影響まとめ

カフェインを過剰に摂取することはあまり良くないとされています。また妊娠中や授乳中の方はカフェインをとるのは避けたほうがいいといわれています。この点、デカフェコーヒーは気兼ねなく飲めて安心です。

今は多くのデカフェコーヒーが様々なメーカーから販売されています。それぞれの味はもちろんのこと、デカフェに不安があるのなら、カフェインの抽出方法にも注目して選んでみてはいかがでしょうか。

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coffeemecca編集部

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