「コーヒーにチョコレート」誰もが頷く王道の組み合わせです。それをネスプレッソのカプセルコーヒーへと昇華したのが、今回のCiocattino(チョカティーノ)です。
甘いチョコレートフレーバーかと思いきや、そうでもない点が注目のカプセルコーヒーです。どんなカプセルなのか、これから見ていきましょう。
「Ciocattino」の注目ポイント。
- 何といってもチョコレートの香り
- 意外と強くない程よさ
- アレンジする時の使い方
ビターチョコレートに近い香り
まず、抽出する時にチョコレートの香りがゆらゆら漂ってきます。フレーバーは意外と緩やかで「とことんチョコレート」というものではありません。また、甘々なスイートチョコレートではなく、ビターチョコレートに近いフレーバーなので、落ち着きがあります。
そしてコーヒー粉は円やかで平均的なLivantoのため、香りも味も落ち着いた柔らかなカプセルコーヒーとなっています。
風味:スウィートorビター?
そんなCiocattino(チョコカティーノ)は、砂糖を入れるとブラックよりチョコレート感が増します。むしろブラックのままではエスプレッソの苦さが目立つので、砂糖は必須です。また、砂糖は黒砂糖など風味があるものは避けて、グラニュー糖などを使うとチョコレートの香りを妨げないのでお勧めです。
そして、飲み終えた後に底に残った砂糖を食べてみてください。ほんのりチョコのようなフレーバーが香って、とても美味しい砂糖に変貌しています。
また、その砂糖とミルクを加えてラテにすると、カフェモカに似た風味になります。一方で意外と砂糖を入れなくても、これがまた美味しいのです。砂糖なしだとミルクの甘さだけでビターなココアのような風味になります。
どんなチョコレートフレーバーが好きかによって調整できるので、自分好みの砂糖・ミルクの量を探してみてください。
Ciocattinoの美味しい飲み方
こんな時にオススメ
- 落ち着きたい時に
- アレンジ用のコーヒーに
- 夜に飲みたいコーヒー
アレンジはチョコ以外がお勧め
チョコレートフレーバーのCiocattino。アレンジではついつい、カフェモカやマロッキーノを作りたくなるかもしれません。しかし正直な所、それはお勧めできません。理由は既にチョコレートの風味が付いているからです。
もちろん、上に削ったチョコやカカオパウダーを飾るのは良いでしょう。ただ、チョコフレーバーにチョコレートやココアを重ねると、そもそもCiocattinoの特性を薄めてしまうことになります。
そのため、シンプルにカプチーノやマキアートがお勧めです。あるいはカフェ・スラブのようなチョコレートを使うアレンジのレシピで、“チョコレートを抜いて”作ってみるのも良いかもしれません。
チョコレートフレーバーを活かして飲もう
チョコレートフレーバーのCiocattino(チョコカティーノ)は、そのフレーバーをどう活かすかが飲むときのポイントです。
先ほどお話ししたように、むやみにアレンジを加えてしまうと折角のフレーバーが失われてしまいます。その一方で、アレンジの仕方によっては、大人の雰囲気を出したり甘いチョコレートに仕立てたりと、楽しみがいのあるカプセルコーヒーでもあります。
このフレーバーをどう活かすか考えながら、楽しく遊んでみてください。それがCiocattino(チョコカティーノ)を一番楽しめる方法かもしれません。