“Indriya(インドリヤ)”は、名前の通りインド産のシングルオリジンのカプセルコーヒーです。
インドというとカレーやタンドリーチキンなど、何かとスパイシーな食べ物のイメージがないでしょうか?そのイメージを裏切らないのが、このIndriya。そんなスパイシーなネスプレッソのカプセルコーヒーの風味や楽しみ方、ご紹介させていただきます。
「Indriya(インドリヤ)」の注目ポイント。
- スパイシーさが楽しみどころ
- ミルクとの相性はイマイチ
とにかくスパイシーさが目立つ
ネスプレッソのインドリヤは、とにかくスパイシーさが印象的な一杯です。
口に流れ込んだ瞬間、シナモンやアニスのような香ばしいスパイス感が口の中を覆いつくします。しかしマンデリンのような奥深いコクは弱いので、意外とあっさりしています。それがむしろスパイシーさを引き立てています。
そしてもう一つ注目したいのが、ストロングなのにサラッとしたテイストであるところです。スパイシー感がガツンと来るのに、その後のアフターテイストはスーッと引いていくので、しつこさがありません。ほのかにシナモン感が残る程度です。
コク・酸味・甘みがない分、スパイシーさを存分に楽しめる一杯です。
砂糖との相性
甘さとスパイシーさが真正面から衝突しています。正直に言うと調和性という部分では全く調和していません。しかしその不協和音が、かえって様々な風味の豊かさを持っています。
このスパイシーさの不協和音が最初に来て、そのあとは和らいだコクの豊かさがゆるゆると立ち昇ります。このコクはスパイシーさと反対で、砂糖の甘さと上手く調和しています。
この不協和音と協和音の双方が楽しむのがミソかもしれません。
ミルク・クリームとの相性
ミルクを加えると、スパイシーさはかなり弱まります。
カフェラテの柔らかさ・ミルクの甘さ・ほのかなスパイシー感が混ざって、カモミールチャイのようなテイストがします。さらに砂糖を加えるとスパイシーさがより薄まって、少し個性のあるカフェラテ程度に落ち着きます。
このインドリヤは素材がもつ個性を考慮すると、あまりミルクビバレッジには向いていないかもしれません。
「Indriya」の美味しい飲み方
こんな時にオススメ
- 気分転換したい時に
- スパイシーさや刺激が好みの方
- 夜に飲みたいコーヒー
ミルクじゃなくて香辛料
ミルクとの相性でもお話ししましたが、インドリヤの個性がミルクでは弱まってしまっている印象がします。むしろブラックor砂糖のみで飲んだ方が個性を楽しむことができます。
また、アレンジの例としてはシナモンやカルダモンといったシナモンを加えてみても良いでしょう。もともとIndriyaはスパイシーですから、この手のアレンジ材料とは相性が良く、個性を際立たせることもできます。
スパイシーさを活かしたいIndriya
ブラックで飲んだり、スパイスでアレンジをしたり、そのスパイシーさを楽しみたいのが、このIndriya(インドリヤ)です。どうでしょう、冒頭のインドらしさを裏切っていないカプセルコーヒーではないでしょうか?
面白いテイストを楽しみたいなという方には、ぜひ楽しんでいただきたいネスプレッソ・カプセルです。