コーヒーをもっと趣味に

PASSAGE COFFEE

PASSAGE COFFEE

スペシャルティコーヒーをエアロプレスで楽しめるお店

コーヒーの起源は9世紀とも13世紀とも言われ、諸説ありますが、とにかく我々が生まれる遙か昔になります。抽出方法も様々な歴史を辿っていますが、例えばエスプレッソマシンは100年以上前に開発されているようです。

PASSAGE COFFEE aero press1

数多ある抽出方法のひとつ・エアロプレスは、2005年にAerobie(エアロビー)社の社長によって発明されました。歴史の浅い抽出方法ですが、手軽で美味しいコーヒーが作れるというメリットから、最近ではエアロプレスを提供するお店も増えています。

PASSAGE COFFEE logo

今回は、2014年のエアロプレス世界大会で日本人初のチャンピオンとなった佐々木修一さんが営むPASSAGE COFFEEをご紹介します。

PASSAGE COFFEE shop

Paul Bassett新宿にてバリスタを務めていた佐々木さんが、2017年3月に独立開業したお店です。場所は都営線三田駅から徒歩5分ほど。学生街ともオフィス街とも形容しがたいエリアですが、お店のある大通りからは、東京タワーの全容を見ることができる素敵なロケーションです。

PASSAGE COFFEE interior

壁際を伝うように配置された背の低いベンチとローテーブル。カウンターテーブルを合わせると10席ほどの店内です。通勤途中やお昼休憩にテイクアウトをする方も多く見受けられます。

PASSAGE COFFEE food

エアロプレスのチャンピオンが営むお店ですが、コーヒーのメニューはハンドドリップやフレンチプレス、エスプレッソもラテ、カフェモカ、ジブラルタルなど種類豊富です。

また、スペシャルティコーヒーの専門店はフードを1、2種類程度に抑えているところも多いですが、こちらはクッキー、ベーグル、トーストからあんぱんまで、かなりのラインナップが並んでいます。

PASSAGE COFFEE aero press2

早速エアロプレスを注文。コーヒー豆は4~5種類揃っていて、産地毎に味や香りの違いも楽しめます。

PASSAGE COFFEE coffee

今回はエチオピアのナチュラルを頂きました。果実感のある明るい酸味ですが、まろやかさも同時に感じられます。スッキリして非常に飲みやすいです。

PASSAGE COFFEE coffeebread

パンと一緒に合わせてモーニングとして利用するのもお薦めです。朝から美味しいコーヒーを飲むと一日のテンションも上がります。

お店では、エアロプレスの器具を買うこともできます。プレスする抽出器具は他にもフレンチプレスがありますが、個人的にはエアロプレスが好みです。理由は2つあります。

1つは、フレンチプレスはどうしても抽出の際に微粉が入ってしまうこと。コーヒーオイルも抽出されるので美味しいまろやかさも出るのですが、微粉が舌に残る感じが気になってしまいます。エアロプレスは微粉がほぼ出ないので、より透明感のある味を楽しめます。

2つめは、使い終わったらフィルターをポンと外すだけなので、後片付けが非常に楽である点です。

家庭でも気軽に楽しめるエアロプレス。まずはどんな味か知りたい時はPASSEGE COFFEEに足を運んでみましょう。

PASSEGE COFFEE 店舗情報

住所:東京都港区芝5-14-16 大正堂ビル 1F

移動時間:三田駅から徒歩5分

営業時間:平日 7:30 – 19:00 / 土日 9:00 – 19:00 / 祝日 9:00 – 19:00

定休日:不定休

wifi:なし

電源:不明

喫煙:禁煙

HP:http://passagecoffee.com/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。