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BLUE BOTTLE COFFEE 六本木カフェ

BLUE BOTTLE COFFEE 六本木カフェ

人気コーヒーショップの東京4店舗目

サードウェーブコーヒーと呼ばれる独立系コーヒーショップが台頭して早2年くらい経ちますが、その勢いは収まることはありません。

そんなコーヒーの潮流を認知させるに一役買っているのがBLUE BOTTLE COFFEE。2015年2月に清澄白河に焙煎所兼カフェを構えて以降、表参道、新宿といった都内の要所に出店しています。

そんなBLUE BOTTLE COFFEEが4店舗目に選んだ地は六本木。他店舗よりもよりオフィス街というイメージの強いロケーションですが、実際に訪れてみると、六本木の新しい側面を知ることが出来ました。

BlueBottle Coffee 六本木_apperance

六本木カフェが入っているTri-Seven Roppongi。住所は「港区六本木7-7-7」という、ミッドタウンの真向かいに出来たビル。高層階はオフィスが入居していますが、天祖神社という福禄寿を奉っている神社も隣接しています。というかこんなところに神社なんてあったんだ、という感じです。

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店舗の広さは表参道、新宿よりは若干コンパクトですが、壁面を木で覆った清潔感ある内装は空間に広がりを持たせています。

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エスプレッソマシンはお馴染みのKees van der WestenのSprit。オランダのエスプレッソマシンメーカーで近未来的なデザインはBLUE BOTTLE COFFEEの代名詞のような存在です。

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マルコニック社のグラインダーEK、とその奥には水出しコーヒー用のドラフトタワーが。以前はBLUE BOTTLE COFFEEでは各店舗で水出しコーヒーを作っていたのですが、2016年8月以降は栃木にあるクラフトビールブランドの「うしとらブルワリー」で樽詰めされたコーヒーを各店に輸送する形を取っているとのこと。

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お店によって味に違いが出ることなく、品質を保ちながら水出しコーヒーを提供することが可能となりました。ドリップコーヒーよりも口当たりはマイルドで、豆の甘みをしっかりと味わうことができます。

BlueBottle-Coffee-六本木_food

お店入ってすぐのケースにはフードメニューが並んでいます。他店舗でもお馴染みのクッキーやトースト、グラノーラも勿論コーヒーのお供にぴったりですが、六本木カフェのオリジナルメニューも揃えています。

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「ROPPONGI」と名付けられたサンドイッチは、代々木上原の人気パン屋「カタネベーカリー」のパンを使用した限定メニュー。トマト、にんじん、アボカドをはじめ6種類の有機野菜を使い、さっぱりとしたドレッシングで上品に纏まったサンドイッチです。

もちっとしたパンと、野菜のしゃきっとした食感のバランスが絶妙で、朝食にコーヒーと一緒に食べるのがボリューム的にも丁度良いと思います。

BlueBottle-Coffee-六本木_pourover

マキアート、ジブラルタル、カフェラテ、モカなどエスプレッソメニューも充実していますが、ドリップコーヒーも欠かせません。一列に整頓されたドリッパーにゆっくりとお湯を注ぐ光景もまたBLUE BOTTLE COFFEEを形容する一つです。

BlueBottle-Coffee-六本木_coffee-cup

数種類あるブレンドの中で個人的に最も好きなBella Donovan。ベリー系の果実味とコク。メルローワインのような深い朱色を連想するコーヒーは朝・昼・夜とシーンを問わず飲みたくなる一杯です。

10月に中目黒に、11月には品川に新店舗を出すBLUE BOTTLE COFFEE。基本的なコンセプトは統一しつつ、出店する街に合わせてローカライズさせている点は、チェーン展開する他のお店にも見習ってほしいところですね。

BLUE BOTTLE COFFEE 六本木カフェ 店舗情報

住所: 東京都港区六本木7-7-7

移動時間: 六本木駅から徒歩1分

営業時間: 8:00~20:00

定休日: 無休

wifi: 不明

電源: なし

喫煙: 不可

HP: https://bluebottlecoffee.jp/cafes/roppongi

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。