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異国情緒の「横浜ブレンド(TERA COFFEE and ROSTER)」

異国情緒の「横浜ブレンド(TERA COFFEE and ROSTER)」

今回ご紹介するコーヒーは横浜市にお店を開いているTERA COFFEE & ROASTERS で販売されている「横浜ブレンド」です。後ほど詳しくお話ししますが、「横浜をイメージした」という言葉の意味を身を以って知ることができる面白いブレンドです。
今回は、その面白さを中心にお話しさせていただきます。

「横浜ブレンド」は、こんなコーヒー

風味・香り

  • モカフレーバーが中心に感じられる
  • 明るさと複雑さ、安定感とフワッとしたコントラスト
  • 甘く完熟した香り

オススメの飲み方

  • オススメの抽出方法:ペーパードリップorネルドリップ

相性

  • ミルク:とても良い(特に生クリームは相性が良い)
  • 砂糖 :良い
  • お菓子:クッキーやフィナンシェなどの焼き菓子

こんな時にオススメ

  • 明るく複雑なコーヒーが好きな方
  • 異国情緒な雰囲気を感じたい方

横浜のイメージ

横浜ブレンド_TERA COFFEE and ROSTER_赤レンガ

皆さんは横浜と言えば、どのようなものをイメージするでしょうか?
みなとみらいのようなオシャレな街を想像するかもしれません。しかし多くの方は、中華街、山手の洋館、赤レンガ倉庫など異国情緒あふれる街を想像するのではないでしょうか。
その異国情緒あふれる街に合うような不思議な味わいを、「横浜ブレンド」では感じることができます。

モカの香りと異国情緒

横浜ブレンド_TERA COFFEE and ROSTER_コーヒー

フレグランス(豆の香り)は、完熟したトロンと甘いフルーツのような香りがします。またアロマ(コーヒーの香り)はモカらしい複雑で甘い芳香に加えて、フレッシュな感覚もします。
普通のようで普通ではなく、だからといってそれほど違和感を感じるわけでもなく…どことなく異国情緒を感じさせる香りを持っています。

ペーパードリップ:異国情緒が最も感じられる

一口目から何とも言えない複雑なモカフレーバーと甘みが感じられ、一般的なコーヒーとは異なる側面を感じることができます。
また酸味は滑らかで刺激が弱く、コクも程よく感じられ均整が取れているように感じられます。アフターテイストは酸が消えてコクを中心にフワッと感じることができます。
様々な風味が感じられますが、安定感もあり飲みやすい印象を受けました。

抽出方法の一例(コーノ式名門ドリッパー)

  • 豆の分量:25g(二杯分、250ml)
  • 挽き具合:中細挽き
  • 抽出温度:80℃
  • ポイント
    モカの艶やかな複雑なフレーバーを感じたい方は、若干低め(75℃程度)で抽出すると良いかもしれません。反対に少し高めの温度で抽出すると、複雑さは深みを増している印象です。

ネルドリップ:柔らかく溶け込む

ネルドリップで抽出すると、柔らかみが増すためモカらしさが溶け込んで曖昧になってしまいます。そのため複雑さが好きな方にはお勧めできませんが、溶け込んでいることで滑らかなナッツ系のジェラートのような感覚に浸ることができます。

抽出方法の一例

  • 豆の分量:25g(二人分、250ml)
  • 挽き具合:中粗挽き
  • 抽出温度:80℃
  • ポイント
    起毛面を内側にして使用すると、より柔らかく感じられます。お湯は細くポタポタ落とすイメージで注ぐと、繊細な味が出て柔らかくも複雑で溶け込んだ美味しいコーヒーが抽出できるでしょう。

フレンチプレス:爽快さとモカフレーバー

フレンチプレスで抽出すると、器具の特性上から軽く感じられます。意外にも複雑さと上手く調和しており、軽さの上にモカフレーバーが乗っかる形でフワッとした感覚がします。
全体的に明るく爽快でモカにしては飲みやすい印象です。

抽出方法の一例

  • 豆の分量:17g(350ml)
  • 挽き具合:中粗挽き
  • 抽出時間:4分10秒
  • ポイント
    若干長めに抽出するとモカフレーバーが良く感じられる印象でした。
    しかし、長すぎると雑味が出てしまうので気を付けてください。

生クリームでカフェオレにする

横浜ブレンド_TERA COFFEE and ROSTER_カフェオレ

横浜ブレンドは、生クリームや濃厚な牛乳でカフェオレを作るととても美味しいです。複雑なモカフレーバーとクリーミーな風味はとても相性が良く、混ざり合うことで甘いミルクチョコレートのような印象を受けます。
比率は「コーヒー:クリーム=7:3」くらいがオススメです。
クリームが多すぎると、クリームがコーヒーに打ち勝ってしまい、コーヒーの個性が失われてしまうので気を付けてください。

異国情緒の「横浜ブレンド(TERA COFFEE and ROSTER)」まとめ

個人的な感想

モカフレーバーの複雑さを活かした横浜ブレンドは、まさしく洋館や中華街存在する異国情緒の漂う街並みを感じさせられます。
どことなく安定しつつもスッキリしない複雑さや、複雑さと明るさを併せもった風味は、様々な文化の混ざりあった部分が横浜らしいかもしれません。

オンラインショップでも販売しているので、首都圏以外の方も横浜を想像しながら飲んでみてはいかがでしょうか?

コーヒー豆の情報

  • 名称:横浜ブレンド
  • 産地(2016年10月現在)
    エチオピア(ウォッシュト、ナチュラル)
    ブラジル
    コロンビア
    グァテマラ
    タンザニア 他
  • 焙煎:シティロースト
  • 販売店:TERA COFFEE and ROASTER
  • 販売店URL:http://teracoffee.jp/

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。