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リフレッシュしたい時のコーヒー豆の選び方

リフレッシュしたい時のコーヒー豆の選び方

コーヒーを飲んで気分転換!という方も多いのではないでしょうか。特に、朝はリフレッシュして気持ちよく家を出発したいもの。そこで今回は、リフレッシュしたい時におすすめのコーヒー豆について、ご紹介させていただこうと思います。

リフレッシュ向きのコーヒー豆

リフレッシュしたい時にオススメしたいコーヒー豆の条件は、主に4つあります。コーヒー豆を購入する際は、コーヒー豆の説明と照らし合わせてみると、その時の自身に最適なコーヒー豆を選ぶ手助けになります。

軽やか、もしくは明るいテイスト

リフレッシュするための絶対条件として最も重視されるのは、軽やかさと明るさです。重みのあるコーヒーを選んでしまっては、リフレッシュする…という気分ではなくなってしまいます。
軽やかなコーヒー豆は「ライトボディ」や「爽やか」「瑞々しい」などと書かれている場合もあります。

華やかな香りを持つシトラス系

紅茶の香りを楽しむのと同様に、コーヒーも風味を楽しむための「香り」が重要な要素です。「シトラス系の…」という表現に代表される華やかな香りは、気持ちを明るくリラックスさせてくれます。
華やかな香りを持つコーヒー豆は、前述の「シトラス」の他、「柑橘類」や「フローラル」という言葉で書かれていることもあります。
また、その中でも飲みごたえのあるコーヒーが欲しい方は「ベリー(果実のBerry)」と表現されたコーヒー豆がオススメです。

酸味があるコーヒー豆

酸味の強いコーヒーも、気分転換におすすめしたいひとつの指標となります。特徴として、酸味のあるコーヒーは苦みが少ない傾向にあります。
しかし、気を付けていただきたい点が酸味の強いコーヒーには、イルガチェフェのような明るいものから、モカ・マタリのような複雑な風味のものまで多く存在します。そのため、酸味だけで選んだ場合、リフレッシュにはイマイチ…と感じるコーヒーもあるので注意です。

深煎りを避ける(シナモン~シティローストを選ぶ)

浅めの焙煎のコーヒーの特徴として、苦みが控えめで酸味が強調されています。また、浅煎りの場合、抽出したコーヒーはあっさりとした味にある傾向にあります。
焙煎度合いを選択できる店では「ライトロースト」が存在しますが、あまりにも浅煎り過ぎると味が上手く抽出されないことがあります。オススメはミディアムからハイロースト付近です。

リフレッシュできるオススメの銘柄

リフレッシュに適したコーヒー豆の条件に沿って、買って間違いのないコーヒー豆を3種、代表例としてご紹介させていただきます。

イルガチェフェ(エチオピア)

リフレッシュにおすすめ_イルガチェフェ

酸味と華やかな香りの代表といえば、エチオピアのイルガチェフェです。エチオピアにはもう一つ有名な銘柄「モカ」が存在しますが、こちらは深みのある複雑なテイストなので、リフレッシュ向けではありません。

リフレッシュしたい方は、イルガチェフェを最もオススメします。イルガチェフェは現在、多くのビーンズショップで販売されていますし、上記の4つすべての条件とピッタリなので、買って間違いがありません。

香りの女王「イルガチェフェ・ナチュラル」

クリスタルマウンテン(キューバ)

リフレッシュにおすすめ_クリスタルマウンテン

クリスタルマウンテンはキューバ産のコーヒー豆のうち、最高級品とされています。最大の特徴は名称にふさわしい透明感のある口当たりと、あっさりとした味わいです。

クリスタルマウンテンで気分転換をされる際は、ミディアムからハイローストのコーヒー豆を使用すると、クリーンな酸味も感じられてリフレッシュには最高です。

流れる透明感「クリスタルマウンテン」

堀口珈琲 #1 BRIGHT&CITRUSY

リフレッシュにおすすめ_堀口珈琲#1

言わずと知れたスペシャルティコーヒー界の第一人者、堀口俊英氏のプロデュースする堀口珈琲のブレンドです。
同店の他のブレンドと比べ、あっさりとしたテイストと明るさが最大の特徴です。「ちょっと飲みたいな」という時にサッと飲めてしまう軽やかさは、リフレッシュには持ってこいです。

堀口珈琲 #1 BRIGHT&CITRUSY

リフレッシュしたい時のコーヒー豆の選び方 まとめ

リフレッシュしたい時にオススメのコーヒー豆は「軽やかさ・華やかさ・酸味・浅煎り」の4点を中心に選ぶと間違いないでしょう。さらに個人的な好みも加味して選んでいくと、よりリフレッシュできるコーヒー豆と巡り合えるかもしれません。
毎朝飲むコーヒーをリフレッシュできる一杯に変え、気持ち良い朝を迎えてみるのはいかがでしょうか。

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。