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ノンカフェイン!たんぽぽコーヒーのアレンジ術【代用コーヒーのレシピ】

ノンカフェイン!たんぽぽコーヒーのアレンジ術【代用コーヒーのレシピ】

たんぽぽの根を焙煎したノンカフェインの「たんぽぽコーヒー」。カフェインが苦手な人に愛飲コーヒーをさらにおいしくアレンジしてみませんか。今回は「たんぽぽコーヒーのアレンジ術」についてご紹介します。

たんぽぽについて

たんぽぽとは、キク科タンポポ属の総称で多年草。ユーラシア大陸に自然分布しています。たんぽぽの葉の形が、ライオンの牙を連想されることから‘dandelion(ダンデライオン)’という英語名がついています。日本でも道端でよく見かける、あの愛らしくも力強いたんぽぽです。

たんぽぽコーヒーについて

たんぽぽコーヒーとは、根を乾燥させて炒ったカフェインを含んでいない代用コーヒーのことです。19世紀にアメリカ合衆国で考案されたもので、安価なコーヒーの材料として知られるようになりました。

また、第二次世界大戦中にコーヒー豆の供給が破たんしたドイツでも、代用コーヒーとして飲まれていた歴史があるそうです。たんぽぽコーヒーは、名前に‘コーヒー’とついていても、コーヒー豆は使用されていないノンカフェイン飲料です。コーヒー豆に含まれているクロロゲン酸化合物が含まれていて、風味がコーヒーに似ているといわれています。

たんぽぽのさまざまな利用法

たんぽぽは薬草や漢方薬としても利用されていて、C型肺炎ウィルスの抑制効果や、利尿作用があるといわれています。また、東ヨーロッパや中東では食用で人気がありサラダに使用されることもあるそうです。

この他にもアメリカではワインの原料として使用されたり、茎に含まれる乳液からゴムを採集するところもあるとのこと。たんぽぽっていろいろな利用方法がある植物だったのですね。

たんぽぽコーヒーのアレンジレシピ

  • たんぽぽコーヒー:ティーバッグ1個
  • キャラメルシロップ:少々

タンポポコーヒー_材料

カップにたんぽぽコーヒーのティーバッグを入れ、湯を注ぐ

タンポポコーヒー_カップに入れ湯をそそぐ

ティーバッグを揺らし、好みの濃さに調整する

タンポポコーヒー_濃さを調節する

仕上げにキャラメルシロップを入れて完成

タンポポコーヒー_完成

キャラメルシロップを入れると、植物根系のノンカフェインが持つ‘独特の甘い香り’が目立たなくなるのでおすすめです。フレーバーシロップを入れてもおいしくなりますよ。

本格的なフレーバーコーヒーに

本当に植物の根?と思わせるほど、見た目も味わいもコーヒーに似ているたんぽぽコーヒー。ミルクをプラスすると、ミルクティーのようなさわやかな味わいになり、キャラメルシロップを加えると、アメリカンコーヒーのようなさっぱりとした味わいが楽しめます。

ノンカフェイン!たんぽぽコーヒーのアレンジ術 まとめ

たんぽぽコーヒーにトッピングソースやホイップクリームを合わせて、本格的なノンカフェインコーヒーアレンジを楽しみませんか。たんぽぽコーヒーには、コーヒーと同じクロロゲン酸が含まれているため味わいも似ていますし、他のノンカフェインコーヒーに比べても、味がしっかりしているのでおすすめです。アメリカやドイツでも古くから親しまれてきた「たんぽぽコーヒー」、ちょっとしたアレンジを加えて楽しんでみませんか。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。