麦で淹れるノンカフェインコーヒーを試したことはありますか?実はイタリアでは昔から親しまれてきた飲み物でもあります。今回は「麦コーヒーのアレンジ術」についてご紹介します。
麦について
麦は、小麦・大麦・ライ麦・燕麦などの外見が類似したイネ科の穀物総称です。東洋医学では、胃腸の機能を改善し、消化を助ける漢方薬として用いられてきました。
麦の効果
麦は消化促進効果、解毒効果、血糖値を下げる効果、潰瘍の抑制効果があるといわれています。また、食べすぎやお腹の張りを伴う眠気、腹部膨満感がある時などに大麦を乾煎りにし、粉末状にしたものを摂ると改善効果があるといわれています。
カフェ・オルゾ
オルゾとはイタリア語で麦のことです。イタリアでコーヒーが高級品だった時代、農家の人々が麦をローストしコーヒーの代わりに飲んでいたという歴史があるそうです。その習慣がそのまま根付き、カフェ・オルゾは‘身体に優しいコーヒー’として、現在でもバールの定番メニューになっています。
イタリアはコーヒーの本場でもあるので、ノンカフェインが気軽に楽しめるなんて意外ですよね。イタリアにお出かけの際はカフェ・オルゾを注文してみてはいかがでしょうか。
麦コーヒーのアレンジレシピ
- 麦コーヒー:ティーバッグ1個
- 牛乳:フォームミルク用
- シナモンシュガー:お好みで
カップに麦コーヒーのティーバッグを入れ、湯を注ぐ
あたためた牛乳をフォームし、コーヒーの上にのせる
シナモンシュガーをトッピングして完成
まろやかであっさりとした味わい
麦コーヒーにフォームミルクを合わせると、まろやかであっさりとした味わいのコーヒーが楽しめます。麦そのものにクセがないので、シナモンシュガーなどの香りでアクセントをつけるとおいしいです。牛乳をたっぷり入れて、カフェオレ風にするのもおすすめですよ。
ノンカフェイン!麦コーヒーのアレンジ術まとめ
麦コーヒーを牛乳と合わせて、まろやかなノンカフェインコーヒーを楽しみませんか。シナモンなどの香りでアクセントをつけると、より本物のコーヒーに近い味わいが楽しめます。フレーバーシロップなどをトッピングするのもおすすめですよ。
ノンカフェインに加え、消化促進や血糖値を下げるなど、うれしい効果が期待できる麦コーヒー。ぜひ簡単アレンジで楽しんでみませんか。