食物繊維が豊富で身体にいいと言われているごぼうは、ベジタブルケーキやお茶など様々なシチュエーションでも楽しまれている食材です。そんなごぼうをコーヒーとして楽しめたらいいと思いませんか。今回はノンカフェイン「ごぼうコーヒーのアレンジ術」についてご紹介します。
ごぼうについて
ごぼう(Burdock)とは、ユーラシア大陸原産のキク科の多年草。日本では自生しておらず、江戸時代から明治にかけて食べられるようになりました。ごぼうの根は薬用のハーブとして利用されたり、生薬や漢方薬としても用いられています。
ごぼうを野菜として利用しているのは、実は日本と朝鮮半島だけというのには驚かされます。
ごぼうの栄養と効果
ごぼうには、水溶性と不溶性、両方の食物繊維が含まれており、腸内の発がん性物質を吸着する効果や、血糖値の上昇を防ぐ働きがあると言われています。
この他にも、むくみ改善や美肌効果など女性に嬉しい効果もたくさん期待できます。
ごぼうコーヒーの作り方
まずは下ごしらえ。皮入りの100%ごぼう茶を用意しましょう。コーヒーと同様、ごぼう茶の素を煎るところからはじめます。
中火にかけたフライパンにごぼう茶を入れ、油をしかずに乾煎りしていきます。3分を過ぎると色づいてきますので、お好みの色合いになったら火からおろします。粗熱がとれたら、ごぼうコーヒーの完成です。
▼5分後
▼10分後
ごぼうコーヒーのアレンジ術
- ごぼうコーヒー(上記で作ったもの):大さじ1杯
- チョコレートソース:お好みで
- 空のお茶パック:1枚
空のお茶パックにごぼうコーヒーを入れカップに入れる
湯を注ぎ、スプーンなどで押しながら色を出す
パックを取り出し、チョコレートソースを入れ、完成
空のお茶パックがなければ、茶漉しでもコーヒープレスでもおいしく抽出できます。
コクと苦みを感じる一杯
ごぼうコーヒーは、チョコレートソースを加えることで、コク深く、心地よい苦みを楽しめるノンカフェインドリンクです。ごぼうの持つ独特な風味は、チョコレートはもちろん、煎餅のような塩を使った菓子にもピッタリなので、色々な食材と一緒に楽しめますよ。
ストレートでごぼうの香ばしさを楽しんでからチョコレートソースを加えるなど、アレンジしながら楽しむのもおすすめです。
ノンカフェインごぼうコーヒーのアレンジ術 まとめ
今回はチョコレートを使用しましたが。ごぼうコーヒーに簡単なアレンジを加えるだけで、本格的なカフェ風ドリンクが楽しめます。ごぼうの香ばしさと心地よい苦みは、いろいろな食材との相性が抜群。
血糖値の上昇を抑える効果があるので、食事や15時のおやつと一緒に楽しむのもいいかもしれませんね。