よもぎもちの風味をコーヒーに掛け合わせたら・・・?そんな突飛な想像をしたことがある方もいるのではないでしょうか、和のイメージが強いよもぎですが、コーヒーとの相性、試してみるのもアリかもしれませんよ。「よもぎコーヒーの作り方」についてご紹介します。
よもぎについて
よもぎ(蓬)とは、キク科の多年草で日本全国に自生している植物です。よもぎ特有の香りがあり、春の新芽はおひたしや天ぷら、草もちなどにして食べられます。
また、薬草としても使用されており、よもぎを煮た蒸気は風邪や肺炎などに良いとされ、煎じて飲めば冷え性や貧血の改善、風呂に入れると腰痛に効くといわれています。絶大な効能を持つよもぎは、その万能さから「ハーブの女王」とも呼ばれています。
よもぎの栄養
よもぎには、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。葉緑素であるクロロフィルと、鉄分の相乗効果で造血作用が促進されるため、冷え性や貧血の改善に効果があるといわれています。その他にも血液の凝固に関わるといわれるビタミンKや、粘膜や皮膚の健康を維持するベータカロテンなども含まれています。
ちなみに「ハーブの女王」以外にも「万能薬」としても親しまれているのだとか。
よもぎコーヒーのレシピ
- よもぎ液:30ml(よもぎ粉3gを30mlの湯で戻した液体のみ)
- インスタントコーヒー:ティスプーン2杯
- 小倉あん:大さじ2杯
インスタントコーヒーをカップに入れ湯を注ぐ
よもぎ液を加える
お好みで小倉あんを加えて完成
よもぎは苦みが強いので、甘さを加えると飲みやすくなります。
和テイストのコーヒー
コーヒーによもぎ液を加えると、よもぎが香る和テイストのコーヒーになります。甘みに小倉あんを使用することで、抹茶の和スイーツのようなビタースイートなフレーバーが楽しめます。ストレートで飲むと、よもぎの苦味と特有の香り、コーヒーのコクがしっかりと感じられる、大人な味わいが楽しめますよ。
よもぎコーヒーの作り方まとめ
よもぎを使って、簡単に和テイストのフレーバーコーヒーが楽しめます。砂糖のかわりに小倉あんを合わせることで、和菓子のようなアレンジもできますし、ブラックで楽しむとよもぎのビターな味わいとコーヒーのコクを感じられます。
牛乳を合わせてよもぎオレにするのもおすすめですよ。栄養価も高いよもぎを使ってあなたも‘和テイストのフレーバーコーヒー’にチャレンジしてみませんか。