コーヒーとバター。思わぬ組み合わせですが、実は意外にもよく知られている組み合わせです。今回は、自宅でできる「バターコーヒーの作り方」をご紹介します。
バターについて
バター(butter)とは、牛乳から分離したクリームを練り固めた食品です。バターの名前は、ラテン語(butyrum)を元にしていて、牛のチーズを意味する(boutyron)を由来としているそうです。
100gのバターを作るために、約4.8リットルの原料乳が必要とされます。バターには、発酵バター(有塩・無塩)と無発酵バター(有塩・無塩)の4種類に分かれます。
お菓子には無塩バター
日本でバターと言えば有塩バターですが、菓子作りには微妙な味の調整が必要なため、無塩バターを使用します。フランスでは、料理にも菓子にも無塩バターを使うのが普通です。
バターの成分と効果
バターには、豊富なビタミンA・ビタミンDが含まれています。ビタミンAには粘膜や皮膚の健康を維持するため美肌効果があると言われ、ビタミンDは、人間が太陽を浴びることによって生成されるもので、人間の身体を健康に維持する効果があると言われています。
今が旬!?バターコーヒーダイエット
バターコーヒーダイエットとは、牧草だけで育った牛の乳を原料とした「グラスフェッドバター」とコーヒーを使用する話題のダイエット法です。
やり方はとても簡単で、ホットコーヒーの中に小さじ1杯分のグラスフェッドバターを入れて、いつもの朝食をこのバターコーヒーに置きかえるだけ。
バターの脂肪分で腹もちが良く、コーヒーに含まれるカフェインがエネルギー消費量をアップさせ、グラスフェッドバターに含まれる不飽和脂肪酸がコレステロールを減少させると言われています。やってみる価値、ありそうですね。
バターコーヒーのレシピ
- 市販のバター:小さじ1
- インスタントコーヒー:1杯分
- はちみつ:お好みで
カップにインスタントコーヒーを作る
バターを加える
お好みではちみつを加え完成
コク深いコーヒーに
バターは常温に戻してから使うのがポイントです。コーヒーの温度が下がるのを防ぎます。
コーヒーにバターを加えると、甘いバターの香りが広がるコク深いコーヒーになります。今回は、スーパーで手に入る通常の有塩バターを使いました。
バターコーヒーの作り方まとめ
市販のバターを使用して、コクのあるバターフレーバーコーヒーが楽しめます。ミルクをプラスして、リッチなコクを引き出すのもおすすめです。ダイエットに良いとはいえバターはカロリーが高いので、甘さを加えるならカロリーが低いハチミツがいいですよ。