コクや深みのある立体的なコーヒーは、時間に余裕のあるゆっくりとした時に味わうには最適です。今回は、奥行きのあるコクを楽しむアレンジコーヒーについて特集します。
コーヒーのコクを楽しもう
コーヒーの「コク」という概念は一言では表すことができず、ひとによって様々です。コーヒーは、産地の特徴や焙煎度合いによってボディやコクの感じ方が変わってきます。
これはアレンジにしても同じことが言え、いつも楽しんでいるコーヒーに少しアレンジを加えるだけで、奥深さを持ったコクが楽しめるコーヒーになります。今回は、コクが楽しめるアレンジレシピをご紹介します。
練乳黒糖コーヒー
1つめのおすすめレシピは「練乳黒糖コーヒー」です。牛乳と砂糖を煮詰めて作る練乳は、それだけで甘く濃厚な味わいですが、ミネラル豊富な黒糖をプラスすることで、より奥行きの感じられるコク深いコーヒーが楽しめます。
練乳黒糖コーヒーの作り方
お好きなコーヒーに練乳と黒糖を加えるだけで、練乳黒糖コーヒーが作れます。練乳・黒糖の量を調整して甘いデザート風の味わいを楽しんだり、甘さ控えめのビターなコク深い味わいも楽しめます。コーヒーの焙煎度合いに関係なく、ボディとコクを感じられるレシピです。
おすすめアレンジ「練乳黒糖ミルクコーヒー」
練乳黒糖コーヒーにミルクを加えることで、より立体的で深みのあるミルキーな味わいのアレンジコーヒーが楽しめます。ミルクは腹もちが良いので、お腹が空いた時にもおすすめです。
マシュマロコーヒー
2つめのおすすめレシピは「マシュマロコーヒー」です。マシュマロでコクが出る…?と意外に感じる方もいるかもしれませんが、マシュマロも持つなめらかさと甘さは、コーヒーにコクを加えるにはおすすめです。
フォンデュやBBQのお菓子としてもなじみ深いマシュマロは、ゼラチンが原料のお菓子。肌の保湿性を高めたり、皮膚の若返りなど、コラーゲンと同じ効果が得られるといわれています。おやつとして食べても、甘く、噛みごたえもあるので、疲れた時や小腹が空いた時におすすめです。
マシュマロコーヒーの作り方
いつものコーヒーにマシュマロを入れることで、マシュマロコーヒーが作れます。マシュマロは少しずつとけ出し、コーヒーにふんわりとした甘い風味をプラスしてくれます。ホイップクリームよりも濃厚で、コク深いコーヒーが作り出せるアレンジです。
美味しく楽しむポイント
マシュマロをあらかじめ火で軽くあぶり、表面を焦がしてからコーヒーに入れると、香ばしくコク深い味わいが楽しめますよ。チョコレートやキャラメルソースを加えてデザート風にアレンジするのもおすすめです。柔らかな甘みと立体的で複雑な風味を楽しむことができますよ。
バターコーヒー
どういったコーヒーに「コク」を感じるかは人それぞれですが、重いボディを持ったコーヒー、つまり飲みごたえのあるコーヒーにもコク深さがあると言えます。それをそのまま体現してくれるアレンジが、「バターコーヒー」です。
バターコーヒーの作り方
バターコーヒーは、バターを加えるだけで簡単に作ることができます。バターコーヒーは腹持ちがよく、ダイエットとしても人気のあるアレンジです。また、甘さを加えたい場合は砂糖よりも蜂蜜を使用することをおすすめします。より奥行きのあるコクを楽しむことができますよ。
美味しく楽しむポイント
冷蔵庫から取り出したバターをそのまま加えると、コーヒーそのものの温度を下げ、本来楽しむべき香りや風味を曇らせてしまいます。使用するバターは常温に戻してから加えるのが一番のポイントです。
コクを楽しむ奥行きのあるコーヒー まとめ
練乳やマシュマロ、バターを使って、立体的なコクを持つコーヒーを楽しみませんか。シンプルで飲みやすい真っ直ぐなコーヒーを楽しむのもいいですが、いつもと違う複雑なコーヒーを味わってみるのも面白いものです。
本来コクとは、いろいろなものが複合的に重なり合うことで初めて感じられる味わいです。コクのあるコーヒーを飲もうかな、というときは、ゆっくりとできる時間を作り、しっかりとコーヒーと向き合った味わうことをお勧めしますよ。