世界には、日本ではあまり馴染みのない、卵を使ったアレンジコーヒーがいくつかあるようです。今回は、その中のひとつ「ベトナムエッグコーヒー」の作り方をご紹介します。
ベトナムのコーヒー文化
世界第二位のコーヒー生産国と言われるベトナムにコーヒーが広まったのは、フランス植民地時代だと言われています。フランスから伝わった組み合わせ式フィルターは、今ではベトナム式ドリッパーとして世界的に有名になりました。
専用フィルターでじっくりと抽出したコーヒーを、コンデンスミルクで甘味をつけて楽しむのが、ベトナム流の楽しみ方です。
ベトナムエッグコーヒーについて
ベトナムエッグコーヒーとは、ベトナム式の器具で抽出したコーヒーに、卵黄と練乳を泡立てたものを合わせたアレンジコーヒーです。ハノイ発祥のドリンクなんですって!卵に、練乳に、コーヒー…なんとも不思議な組み合わせですよね。早速、作ってみよう。
ベトナムエッグコーヒーレシピ
- ベトナムコーヒー:10g
- 卵黄:2個
- 練乳:大さじ1杯
- ベトナム式フィルター
- ミルクフォーマー
ベトナム式フィルターをカップにセットし、少量の湯で蒸らしを行う
残りの湯でコーヒーを抽出する
別の容器に卵黄と練乳を入れ、
ミルクフォーマーでフォーミングする
ベトナムコーヒーの上にフォーミングしたエッグミルクをのせて
できあがり
コーヒーは、インスタントコーヒーでも代用できます。濃いめに作るのがポイントです。フォームドエッグミルクがうまく泡立たない時は、牛乳を少し加えて温めてみるとうまく泡立ちます。
カスタードのようななめらかな味わい
ベトナムエッグコーヒーは、カスタードを思わせるようななめらかな味わいが楽しめる一杯です。
甘いフォームドエッグとビターなコーヒーの組み合わせは、意外にもクセになる美味しさ。ふわふわにフォームすればするほど、思ったよりも卵黄の香りも気になりませんし、なめらかな口当たりが楽しめます。
ベトナムエッグコーヒーの作り方 まとめ
不思議なコーヒー「ベトナムエッグコーヒー」は、濃厚でカスタードのような味わいが楽しめるアレンジコーヒーです。練乳入りの割とポピュラーなベトナムコーヒーに比べ、エッグコーヒーの知名度はまだまだ低いのですが、ベトナムを訪れる旅行者の間でじわじわと人気が出てきているようです。
見た目も可愛らしく思っているよりも美味しいので、この先ベトナムでもメジャーなコーヒーになるかもしれませんね。卵と練乳がある時は、是非ベトナムエッグコーヒー作りにチャレンジしてみてください。