最近のレトロブームの火付け役のひとつでもあるコッペパン。懐かしい!と思われる方も多いのではないでしょうか。今回はコーヒーとコッペパンの相性について見ていきましょう。
コッペパンについて
コッペパンとは、細長い紡錘形をしているパンです。明治末期にアメリカでパンの製法を学んだ田辺玄平氏によって、日本独自の発展をしたパンだといわれています。
また、日本では戦後、米よりも小麦の方が安価で手に入りやすかったため、学校の給食メニューのひとつとして定着していきました。現在は毎回米飯を提供する学校が多くなっていますが、「コッペパンといえば給食!」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
コッペパンにおすすめのコーヒー
コッペパンにおすすめのコーヒーは、深煎りの酸味の少ないコーヒーです。コッペパンはそのまま食べるには素朴な味わいなので、クリームなど甘いトッピングがあるものがほとんど。甘くアレンジされがちなコッペパンですが、その素朴なままを楽しむのもオススメです。
実際に合わせてみました
今回は、コロンビアがメインの深煎りコーヒーと、ピーナッツクリーム入りのコッペパンを合わせてみました。深煎りのコーヒーは、ピーナッツクリームの持つ塩味と素朴なコッペパンの味わいを、さりげない大人っぽさのリッチな味わいへと変化させてくれます。深煎りコーヒーのインパクトのある苦味が、コッペパンの甘味にほどよくブレーキをかけてくれる良い相性でした。
お食事系のものに合わせるなら
コロッケや焼きそばなど、食事系コッペパンにおすすめのコーヒーは、酸味を感じる深煎りコーヒーです。調味料とコーヒーの酸味が合わさることで、ほのかな甘味を楽しめ、食事系のパンもあっさりと美味しく楽しめますよ。
コーヒーとコッペパンの相性 まとめ
コーヒーとコッペパンの相性は、コッペパンのトッピングによって深煎りコーヒーの風味を変えることで、最高のフードペアリングが楽しめます。
深煎りにするか浅煎りにするか、コーヒーの酸味次第で甘い系や食事系のコッペパンとのマリアージュ具合が大きく変わります。その時々にベストなコーヒーを合わせて、コッペパンをより美味しく楽しんでみませんか。