コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。今回は、引き続き「は行」のコーヒー用語を紹介します。
ホームロースターズ
ホームロースターズとは、家庭でコーヒーを楽しむために作られた小さな焙煎機です。一度の焙煎でおよそ30gの豆を焙煎することができ、従来のアナログで焙煎する家庭用ロースターと比べ、手間もかからず焙煎豆を購入するよりも安価に“挽きたて”のコーヒーを楽しめます。
コーヒー生豆は、専門店や通販で購入することができます。
ポリフェノール
コーヒーの生豆に含まれている成分の1つ。コーヒーに入っているポリフェノールのうち、多くはクロロゲン酸だと言われています。脂肪燃焼効果もあると言われているため、コーヒーはダイエットにも効くとされています。
ボールドグレーン
コーヒーの銘柄の一つ。エチオピアで作られるモカの最高品種「モカ・ハラー」には、“ゴールデンビーンズ”と呼ばれる深い味わいを出す豆が混ざっています。
モカ・ハラーの中でも、ゴールデンビーンズが含まれている割合が多いものを「ボールドグレーン」と呼んでいるそうです。
ポルパ
コーヒーチェリー(コーヒーの果実)についている果肉のことを「ポルパ」と言います。精製過程でポルパは全て取り除かれ、種子だけの状態になったものがコーヒー生豆として焙煎されるのです。
ホールビーンコーヒー
焙煎された状態のまま挽いていない(粉砕していない)コーヒー豆のことを「ホールビーンコーヒー」と言います。一方、すでに挽いてある豆は「グラウンドコーヒー」と呼ばれます。
ボルボン種
コーヒー豆の品種の名称。日本人にとっては「ボルボン種」より「ブルボン種」の方が聞き馴染みがあるかもしれません。特に有名なのがブラジルのサントスから出荷されている“ブルボンサントス“です。
ホワイトコーヒー
コーヒーは本来、焙煎をすることにより、香り・酸味・苦味を調整し美味しく楽しむものです。ホワイトコーヒーとは、世間一般で見られる“茶色い(もしくは黒い)”コーヒー液とは違い、その名の通り白濁としたコーヒーです。
焙煎の度合いには浅煎りから深煎りまでありますが、もっとも浅いライトローストよりも浅く焙煎したコーヒー豆が、ホワイトコーヒーとなります。
また、ミルクを入れて飲むコーヒーのことを「ホワイトコーヒー」と呼ぶこともあります。