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イギリスのコーヒー文化と特徴

イギリスのコーヒー文化と特徴

イギリスといえば紅茶というイメージが強いですが、実は歴史的にコーヒーと深いつながりのある国家でもあります。17〜18世紀にかけては紅茶よりもコーヒーが多く飲まれていたようです。

そんなイギリスにおいて、現在はどのようにしてコーヒーが楽しまれているのでしょうか?ここでは、イギリスのコーヒー文化とその特徴について紹介します。

イギリスではコーヒーハウスが普及していた

紅茶が国民の間に定着するより半世紀も前に、イギリスではコーヒーハウス呼ばれる社交場でコーヒーが楽しまれていました。コーヒーハウスには最先端の情報が集まり、政治談義に花を咲かせていた方も多かったようです。

コーヒーショップが多いイギリス

イギリスの街を歩くと、至るところにコーヒーショップが見られます。イギリスには日本のコンビニのような店がないため、ちょっとした物を買うためにはスーパーマーケットに行く必要があります。そのため、コーヒーショップで飲み物をテイクアウトする機会が多くなるようです。

店舗数は20,000店舗を超えるほどで、イギリス国民の生活には欠かせない存在になっています。

チェーン店だけではなく個人経営カフェも多数

スターバックスなどの国外チェーンはもちろん多いですが、近年は国内で生まれたオリジナルの店舗やローカル店も増えてきています。

食事に特化した店、高品質な豆を使った本格派コーヒーを提供する店など、コーヒーショップにも特徴が見られはじめ、イギリス国民も目的に合わせて使い分けているようです。

カジュアルにコーヒーを楽しむイギリス

コーヒー文化 カジュアル

イギリスでは、紅茶を飲む際の作法というものが存在していますが、コーヒーはかなりカジュアルなスタンスで楽しまれているようです。

フラペチーノなどのカスタムコーヒーも日常的に飲まれており、ヨーロッパのコーヒー文化というよりは、アメリカに近い形でコーヒーを嗜んでいる姿が多く見られます。

イギリス独自のコーヒー用語

イギリスでコーヒーをオーダーすると、「White?(ホワイト)」と聞かれることがあります。実はこれ、「ミルクを入れるかどうか」をたずねているのです。ブラックコーヒーの対比として、ミルク入りコーヒーのことを「ホワイトコーヒー」と呼ぶのはイギリス独自の文化です。

また、ドリップコーヒーのことは「フィルターコーヒー」と呼ぶのが一般的。日本では馴染みのない用語も多いので、もしイギリス旅行に行く機会があったら注意してくださいね。

イギリスのコーヒー文化と特徴 まとめ

紅茶が主流だと思われがちなイギリスですが、国内のコーヒーショップの数には驚かされます。

馴染みのないコーヒー用語があるなど、日本人が旅行の際にはオーダーで戸惑うことがあるかもしれませんが、コーヒーの楽しみ方は日本とさほど変わりないようです。

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coffeemecca編集部

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