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コーヒー用語集【か行(こ)】⑨

コーヒー用語集【か行(こ)】⑨

コーヒーの専門用語について紹介していく当コラム。ここでは、引き続き「か行」のコーヒー用語を見ていきましょう。

コーヒーメラノイジン

コーヒー豆を焙煎する際、豆に含まれている糖類がカラメルになる“カラメル化”が発生します。その後“メイラード反応”というアミノ酸と糖類の反応により起こる変化があり、その際に発生する褐色物質をコーヒーメラノイジンと言います。

コーヒーリーフラスト

コーヒーリーフラストとは、コーヒーの葉に発生する病気の名前です。別名を“さび病”と言い、コーヒー栽培の大敵として知られています。

コーヒーの歴史の中では、このコーヒーリーフラストによって世界中で大きなダメージを受けてきました。その中で、コーヒーリーフラストに強い品種を作るなど病気を乗り越えようとする努力もありました。

国際コーヒー機関/国際コーヒー協定

1962年に設立されたコーヒーに関する国際機関。「ICO」と略され、主に、国際コーヒー協定(ICA)を運営・管理するための組織です。

国際コーヒー協定は、コーヒーの需要と供給を保ち市場に適正な価格をもたらすことを目的として作られた国際的な協定です。

極細挽き

コーヒーを挽き方の1つ。非常に細かい挽き方のため、トルココーヒーやエスプレッソ、アイスコーヒーなど“濃いめ”のコーヒーに使われることが多いです。

コナ(コナ・コーヒー)

hawaikona

コナはハワイ島の西側にある地域の名前です。コーヒー栽培が盛んに行われており、コナで作られるアラビカ種のコーヒー豆は「コナ・コーヒー」として世界中で愛されています。ハワイ旅行の際のおみやげとしても定番。幅広い焙煎で楽しめる万能コーヒーとしても知られています。

ハワイ(コナ)コーヒーについての詳細はコチラ

コロンビア

南米に位置する、コーヒー豆の原産国。国内では1年中コーヒーが収穫されており、その生産量は世界の三本指に入ります。標高の高い部分は火山灰を多く含む土壌で、コーヒー栽培にもいい意味で影響を与えます。

朝と夜の温度差、豊富な降水量とコーヒーを栽培するには最適な環境が揃っています。

コロンビアコーヒーの特徴についてはコチラ

混合焙煎

3つの焙煎方法「熱風式・半熱風式・直火式」について

単一品種ではなく、2種類以上の豆を同時に焙煎することを混合焙煎(プレミックス)と言います。高温で一気に仕上げることで、短い時間で焙煎が完了する一方、複数の豆の特徴により焙煎時に“煎りムラ”が出てしまうおそれもあります。

混合焙煎の詳細についてはコチラ

コヒア属

コーヒーが分類される植物学的なカテゴリー。正確には「アカネ科コヒア属のユーコフィア節」という分類になります。コヒア属の中にも、ロブスタ、アラビカと数多くの種が存在しており、その数は60以上にも及ぶと言われています。

コマーシャルコーヒー

060-コーヒー豆は食べられる?

大量生産ができる“均一性の高い”特に問題のないコーヒーのことを「コマーシャルコーヒー」といいます。いわゆる一般消費者向けの安値のコーヒーです。

一般的には、スペシャルティコーヒー・プレミアムコーヒー・コマーシャルコーヒーの3つのグレードに分けられます。

コンティニュアスロースター

コンティニュアスロースターとは、連続して焙煎が可能な大型の焙煎機です。大量に早くコーヒーの焙煎ができることから、商用の焙煎機として多くの場所で使われています。

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