世界的にポピュラーな飲み物のコーヒー。1日あたりどれくらい消費されていると思いますか?もちろん国や地域によって、コーヒー消費量には差があります。ここでは、世界コーヒー消費量についてみてみましょう。
日本のコーヒー消費量はどれくらい?
日本でもビジネスの場、交流の場など様々な場面でコーヒーを飲む機会があります。コーヒーチェーン店の発達も目覚ましい物があるため、「世界的に見てもコーヒーを摂取している国なのでは?」と思うかもしれません。しかし、一人あたりの平均は約1杯で世界第30位前後のようです。比較的“普通”の消費量といえるでしょう。
世界のコーヒー消費量
世界を見渡してみると、日本とは比べ物にならないくらいコーヒーを消費している国があります。ここでは、世界の中で最もコーヒーを消費している国トップ10のデータを見てみましょう。
コーヒー消費量ランキング
- ルクセンブルグ 1日約8杯
- フィンランド 1日約3杯
- デンマーク 1日約6杯
- ノルウェー 1日約5杯
- スイス 1日約2杯
- スウェーデン 1日約2杯
- ドイツ 1日約7杯
- オーストリア 1日約7杯
- カナダ 1日約7杯
- スロベニア 1日約7杯
- 年間消費量を1日あたりに換算しているので、多少の誤差がでます。
この結果をみると、ヨーロッパの国々の消費量は目を見張るものがあります。また、この上位10ヶ国にはある共通点があるのに気づきましたか?
寒い国はコーヒーをたくさん飲む
コーヒー消費量の上位10ヶ国をみてみると、比較的寒い地域にある国だということがわかります。北欧と呼ばれる国々や、アメリカ大陸の北部に位置するカナダなど、雪が降り冬は厳しい寒さを向かえる国がこのランキングの上位にランクインしているのです。おそらく、寒い冬にコーヒーを飲んで温まる習慣が“文化”として定着し、年間を通してコーヒーを楽しむようになったのではないでしょうか?
コーヒー豆原産国のコーヒー消費量は?
先ほどの上位10ヶ国には、コーヒー豆の原産国が入っていませんでしたが原産国ではあまりコーヒーが飲まれないのでしょうか?
実は、同データの11位にブラジル、25位にホンジュラス、28位にベネズエラと原産国も世界の上位30ヶ国には入っていました。日本よりはコーヒーを消費する傾向にあるようですが、ヨーロッパほどではないようです。
自国で飲むよりも、輸出メインでの生産をしているため消費量があまり伸びないのでしょう。
1日のコーヒー消費量はどのくらい? まとめ
以上のように、ヨーロッパにおいてコーヒーはかなりの量を消費していることがわかりました。アジアにおいては、日本が一番コーヒーを飲むようですが世界でみるとまだまだ少ない方ということです。